ベリョースカ(その5)…1980年夏2010/06/08 23:17

ベルジャエフ著、田口真夫訳
『ロシア思想史』
1958年、創文社

 ロシア人民の相矛盾する性向は次の如く説明される。即ち、専制主義と国家の肥大とには無政府主義と放縦が対立し、残忍と暴力的嗜考とには親切心、人間味、優しさが対立する。


 この時はコンパクトな楽譜も買った。表紙の熊は、モスクワ五輪のマスコットのミーシャ。ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して、日本は不参加となったオリンピックである。さて、この楽譜にはタイトルの通り、「ロシアの民謡」がおさめられている。


 有名なロシア民謡もいくつか載っていた。「トロイカ」「ステンカラージン」など誰もが知っている曲もある。これは「小さなぐみの木」というロシア民謡の楽譜。「カリンカ」「カチューシャ」などに比べると、静かなもので、大変味わいのある曲である。ぐみの木といえば、日本でも見かけるので、あの赤い実をすぐ思い出す人もいるだろう。

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