ノヴォデヴィチ修道院の墓地…1980年夏 ― 2010/08/24 06:30
太宰 治作
「八十八夜」
『富獄百景・走れ メロス 他八編』
1957年、岩波文庫
そうして笠井さんは、自分ながら、どうもはなはだ結構でないと思われるような小説を、どんどん書いて、全く文学を忘れてしまった。ときどき、こっそりチェ ホフだけを読んでいた。
モスクワの中心部。ノヴォデヴィチ修道院はロシアでも有数の女子修道院。緑豊かなモスクワらしく、修道院を囲む城壁は湖や公園とも接している。この修道院
には墓地も設けられている。ロシア・ソ連時代の著名人物が埋葬さ
れている。政治家ではフルシチョフ、グロムイコ、エリツィンなど。作家ではチェーホフ、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、マヤコフスキーなど。飛行機が好きな人な
ら
イリューシン、ツポレフという名前は聞いたことがあるだろう。この二人の航空技術者も埋葬されている。なお、この修道院は2004年、ユネスコの世界遺産
に登録されている。
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