ケンジントン宮殿(その2)…2008年夏2012/06/26 20:06

サラ・ブラッドフォード著、尾島恵子訳
『エリザベス(下)』
読売新聞社、1999年

  エリザベスは皇太子夫婦の不仲もさることながらダブロイド紙が紙面で攻撃し続けるのを憂慮していた。皇太子が次第に自信を喪失し、失敗の原因を模索しているのを親友や知り合いは知っていた。苦しんだのはエリザベスとフィリップも同じだった。

 

  二回目のロンドン訪問。再びケンジントン宮殿を訪問する。ダイアナ妃がお亡くなりになってから11年経っていた。ケンジントン宮殿周辺にはダイアナ妃にちなんだガーデンもある。この近くにあるノッティングヒルもじっくり歩いてみる。このあたりの住宅は立派で、落ち着きがある。赤ん坊を大きな乳母車に乗せた若い女性が通りかかる。このあたりの住人は品があって、輝いて見える。