高雄でパイコー麺…2007年夏2013/01/22 20:34

司馬遼太郎著
『街道をゆく40<新装版>台湾紀行』
2009年、朝日文庫

   高雄のホテルで、柯旗化氏の『台湾監獄島』を読んだ。柯旗化氏は、英語学者であり、高雄で出版社を経営している。
   5年前(1988)、蔣経国が死に、憲法の規定によって李登輝さんが副総統から総統に昇格した。その前後から、台湾の言論は自由になった。



   台湾の高雄でパイコー麺(パーコー麺とも言う)を食べた。このパイコー麺には親しみがある。ずいぶん前から、日本国内でもよく食べていた。ただのラーメンだと食事としては寂しいが、パイコー麺なら満足感も大きい。台湾は日本から近いので時差ボケも移動疲れも少なく、体調を崩さす旅行できるのが利点だ。
   この年は秋から冬にかけてアメリカに研修に行くことになっていたので、夏の旅行は近場の台湾にすることにした。台北には行ったことがあるので、高雄中心の旅行にした。台北に比べると高雄はちょっとスケールが小さいが、楽しめる街だ。この高雄のパイコー麺はとてもおいしかった。