サハリン州郷土博物館(その43)…2012年夏2014/03/13 19:57

間宮林蔵術、村上貞助編、洞 富雄・谷沢尚一編注
『東韃地方紀行他』
平凡社、1988年

<北夷分界余話>
 此島を称してカラフトといふ事、其来由をしらず。林蔵この島を巡して至る処、を島夷に質問するといへども、島夷も亦其来由をしるものなく、只蝦夷島の称呼する処なりと答へ、奥地夷に至ては、カラフトの称呼ある事だにしる者なし。



   観光をしている人たち。家族連れでのんびりと博物館を見ている人が多い。地元から来ているのか、それともロシアの別の地から来ているのか。確かに、この地域一帯はのんびりとしている。
   治安も思った以上に良かった。石油で潤っているので、仕事もけっこうあるのだろうか。たまたま太った女性が写ってしまった。ロシアではこういう人は珍しくないが。