レーモン・クノー著、生田耕作訳
『地下鉄のザジ』
中公文庫、1974年
ザジは眉をひそめる。不審顔。
「地下鉄?」繰り返す。「地下鉄?」蔑んだ顔つきでつけ加える。「地下鉄は、地面の下にあるのよ、地下鉄は。でたらめもいいとこね!」
花の都パリの地下鉄。直行便が取れずに、シンガポール経由で来ただけに、パリにたどり着いた喜びも大きかった。しかも早朝に着いて、凱旋門から回ったのだが、エレベーターが休止中で疲れてしまった。スーツケースを持ったまま、階段であがったから。
パリではなんでもセンスがいい。地下鉄も同様だ。これはホームの写真。やはり地下鉄で回るのが一番楽だ。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。