パリ地下鉄(その5)…1998年夏2014/04/08 20:12

レーモン・クノー著、生田耕作訳
『地下鉄のザジ』
中公文庫、1974年

「さよなら、小父さん」ザジはうわの空で言う。
 ジャンヌ・ラショールは彼女を車室に引きいれた。
「で楽しかった?」
「まあまあね」
「地下鉄は見たの?」
「うゥん」
「じゃ、何をしたの?」
「年を取ったわ」



 こちらもパリの地下鉄の車両。この車両だったかどうか、覚えていないが、目の前にロマの少女が座って、いきなりアコーデオンを演奏し始めた。突然こんなことをされるとびっくりしてしまう。哀愁に満ちた曲だけに、ちょっと感傷的な気分になる。しかし、そこで反応したり、写真を撮ったりしたら、お金をせびられることになるから無視していた。
 その少女はまた別の場所に移り、演奏を始めた。そんな行動を繰り返している。それから地下鉄の中で、何やら演説している危ない人物もいた。日本人の観光客がいて、「さすがにパリだ」と感激していた。単なる変人だけだったと思うが。

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