釜山の地下鉄(その1)…2002年夏2014/06/21 07:51

金素雲著、崔博光訳、上垣外憲一訳
『天の涯に生くるとも』
新潮社、1983年

   渡船で釜山の市街に着くと、そこに相生館という映画館がある。(当時は「映画」などという言葉はなく、専ら「活動写真館」といったが、)その相生館の前で晴れた日は大抵大道易者が干支を大きく描いた布切れを地面にひろげて、運命鑑定の講釈をしていた。



   釜山は地下鉄で巡る。東京、ソウルほど大きな街ではないので、路線もそんなに大規模ではない。それがゆえに、とってもわかりやすい。夜遅く、雨が降っている時に到着したので、街の様子がわからなかった。ホテルもユニークな建物だったが、あらためてそのことを確認することになる。着いた時はどしゃぶりだった。
   翌朝起きて、街に繰り出す。着いた時のような大雨ではないが、始終小雨模様だった。だからこそ地下鉄はありがたかった。霧雨の中の釜山を観光した。釜山は日本から近いので、当然、時差ボケはない。身体も楽だ。釜山から近いので、慶州にも行くことにした。いずれにしても、地下鉄を使って、釜山の主な観光地はだいたい回ることができた。

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