ジョホールバル旅情(その8)…1998年夏2014/12/23 07:36

アブドゥッラー著、中原道子訳
『アブドゥッラー物語』(東洋文庫392) 
平凡社、1980年 

   そのころマラッカに届いたニュースを聞いたが、それによると、シンガポールに沢山のアメリカ人の宣教師がつき、マレー語を習いたがっているというのである。


   このジョホールバルに行った前の年の秋に、サッカーの試合があって、日本が勝利をおさめて、ワールドカップ本戦に出場を決めたとのこと。実は、このジョホールバルを訪問した時には、そんなことはまったく知らなかったし、意識もしてなかった。そのサッカーの試合の頃は、仕事でもけっこう大変なことがあって、一番余裕のない時期だったこともある。
   だからジョホールバルって初めて聞くし、何かあるのかなと思っていたくらいだ。シンガポールとジョホールバルはコーズウェイという橋で結ばれている。料理店の惣菜を入れてあるガラスケースに車が映って、不思議な写真が撮れていた。