虎山長城を歩く…2014年春(その9)2015/03/19 09:54

鮮于煇著、 猪飼野で鮮于煇作品を読む会訳
『火花--鮮于煇翻訳集』
白帝社、2004年

<水豊ダム>
   草と土の匂いを嗅ぎながら、彼は自分が永遠に眠る地の気を吸収することによって最後の瞬間の意気を奮い立たせようとした。


   この「一歩跨ぎ」を隔てる川のあたりはとてものどかだ。ワイアーによる柵があるが、以前はそんなものはなかったらしい。やはり脱北してくる人がいるからか。柵のない時代はついつい北朝鮮の領土に足を踏み入れてしまった観光客もいたようだ。それでも問題はなかったとのこと。
   天気も良くて、観光には最高の日だった。雨だったりすると、印象も違ったことだろう。昼食後に訪問したので、だんだんと気温も上がってくる。帰りは3時間半ほどかけて車で瀋陽に戻るので、あまりゆっくりしているわけにもいかない。往復7時間の移動はけっこうハードだ。


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