ラスベガスを歩く(その5)…1996年夏2015/08/27 08:59

ジョン・リドリー著、渡辺佐智江訳
『ネヴァダの犬たち』
早川書房、1997年

   世の中で悪いことはすべて、ベガスでは正しい。

   ラスベガスの街を歩く。気温は高いのだが、空気が乾燥していて、それほど不快ではない。汗もあまりかかないのだが、実際には身体の中の水分はかなり失われているようだ。だから巨大サイズのジュースも簡単に飲めてしまう。日射病、熱射病とかにならないように、あまり長時間は続けて太陽に当たらないように注意して歩く。エジプトで最も権勢を誇った王であるラムセス2世をモチーフとしたものがある。紀元前1200年くらいの人だ。