ワイルドライフシドニー動物園(その27)…2015年秋(現地は春)2016/08/23 09:01

越智道雄/百々佑利子監訳
『現代オーストラリア短編小説集 (上)』
評論社、1983年

E・О・シュランク著、工藤道子訳
<町から来たカウボーイ>
   地方の検視官は、いわゆる「能書きばかりの人間」の意見にはあまり重きを置こうとしないものだ。


   これは”Stone-curlew”とか”Bush Thick-knee”という名の鳥。日本語だと「イシチドリ」と訳されている。本来は水鳥の仲間なのだが、陸地に棲息するものらしい。とっても脚の長い、スタイルのいい鳥である。ニヒルな表情をしてて、小憎らしい感じもする。
   オーストラリアをはじめ世界各地にいるようだが、日本にはいないとのこと。こうやって屋内の動物園で鳥を見ていると、ちょっと物足りない気もするが、シドニーの街中にもけっこういろんな鳥がいた。