ブラチスラヴァ(スロヴァキア)旅情(その49)…2016年夏2017/02/20 08:26

L・ムニャチコ著、栗栖継 訳
『遅れたレポート』
岩波書店、1990年

〈祝祭〉 
建設現場の所長は、大臣と抱きあった。


   本当にこの方向でいいのかなと不安になりながら歩いていたが、坂道がきつくなってきたので城が近いことを実感した。日本の観光地だとしつこいほど案内の看板が出てくるが、欧米の観光地は案内も最低限のことが多い。路上にミニという名の車がとまっている。この辺で家族連れの観光客を見かけた。朝早くて、他の観光客がまだほとんど外に出ていないので、ちょっと安心してしまう。