越智道雄/百々佑利子監訳
『現代オーストラリア短編小説集 (下)』
評論社、1983年
デーヴィッド・アイアランド著、堀武昭訳
<青銅の外套>
七番地のアパートはみな独身者用だが、私の部屋にはシングル・ベッドが二つ置いてある。
巨大恐竜。大きな恐竜を見ると、すぐプロントザウルスという単語が思い浮かぶが、よく分からない。こういう骨をつなぎあわせて、当然足らないところもあるのだろうか、そういう場合は代替の材料を使うのだろうか。恐竜の骨をつなぎ合わせる作業は、美術品の修復作業に似ているような気もする。
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