午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その30)2017/05/26 08:52

トーベ・ヤンソン著
『トーベ・ヤンソン初期短編集 旅のスケッチ』
筑摩書房、2014年

〈街の子〉
    流れていく煙の前方で、稲妻が白く光った。
 

   ヨーロッパに行くと石畳の道を歩くことが多い。前日のタリンでは坂道の多い石畳を歩いたし、同じバルト諸国の一つであるリトアニアでも同じような光景が多かった。雨が降った後で、石畳も涼しげに見える。北国の短い夏の日の風景である。やはりヘルシンキも大きな建物が多い。欧米の街を歩くと、ビル一つ通るのにけっこう時間がかかることが少なくない。


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