ウィーン・シェーンブルン宮殿(その28)…2016年夏2017/12/14 06:31

トーマス・ベルンハルト著、岩下眞好訳
『ヴィトゲンシュタインの甥―最後の古き佳きウィーンびと』 
音楽之友社、1990年

   田舎に居て何も刺激がないと、私は思考が萎縮してしまう。


   宮殿の庭園は花壇ではないところは砂利というか砂になっている。観光客はまだ庭園にはそんなに来てないようだ。さて、このシェーンブルン宮殿というと、何といってもマリア・テレジアの印象が強い。そして、その娘のマリー・アントワネットも誰しも聞いたことのある名前である。マリア・テレジアは子供が多く、マリー・アントワネットは十一女としてウィーンで生まれている。