丹東鴨緑江(中朝国境)クルーズ…2014年春(その48)2018/02/09 08:35

村上龍著
『半島を出よ(下)』
幻冬舎、2005年

   最後の瓶に、まったく未知の虫が一匹入っていた。


   ちょっと遠巻きに工業地帯というかそれに関連する船がとまっているところが見える。もうだんだんと丹東にも近づいている。クルーズもそろそろ終わりになる。一周回る形で船は進んでいく。ガイドさんや運転手の人はちょっと離れたところに座っている。こちらが払ったオプショナルツアーの料金には彼らの船代も入っていたのだろうか。