ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その10)2019/01/11 08:43

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

「その番組、よく覚えています」


   チューリップの球根が売られている。オランダにいると実感がわく。残念ながらオランダを観光する日程はつくっていない。パスポートとしてはオランダに入国したことになっているので、経由ではあるが、入国無しの経由とも違うということになる。もちろん、この球根を買うことはない。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その11)2019/01/12 08:57

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

あの車、スピード違反よ。


   オランダはチーズでも有名な国である。円盤状のチーズが売られている。しかし、こんなに大きくて、重たいものを空港で買う人がいるのだろうか。頼めば、配達してくれるのだろうか。オランダを訪問して、そこから帰る人が買っていくのだろうか。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その12)2019/01/13 06:22

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

「ごめんなさい。本当にごめんなさい」


   これも入国関連の場所か。事前にビザもとらず、いとも簡単に入国できたから、苦労して入国したという実感がない。シェンゲン協定の関係で最初にオランダに入国することになることは予想していたが、実際には訪問はしないので、オランダを満喫することもない。しかも帰りはパリ経由である。帰りはKLMは使わない。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その13)2019/01/14 06:08

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

「アシカイネンって誰?」


   ヘルシンキ行きの飛行機に乗る。同じ航空会社の飛行機を乗り継ぐ場合はとても簡単である。KLMの鮮やかなカラーの機体が待っている。ヘルシンキまでの飛行時間は短いから身体的にも楽である。2時間とちょっと。
 

ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その14)2019/01/15 08:33

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

ペルツァがわめいた。


   短い飛行時間だが、国際線なので機内食が出る。サンドイッチとジュース。ロンドンとダブリンほど短くはないが、短時間なので要領よく食事が出される。かなり遅い時間に到着する。ただ時間が遅くなるのは構わない。それはホテルへのアクセスがとても便利だからだ。その理由は次回に書くことにする。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その15)2019/01/16 08:39

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

「あいつ、最低の最悪だな」


   ヘルシンキのヒルトンホテル。実は空港内ホテルである。かなり遅い時間に着いたのだが、そのまま歩いてホテルに行ける。とても楽である。空港から中心市街地へも近いので、ここを拠点にして観光しても不便はない。しかも部屋も十分広くて、落ち着いた感じ。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その16)2019/01/17 11:07

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

彼の肌は冬と汗の匂いがした。


   別の角度からホテルの部屋を撮影した。シンプルで清潔感のある部屋だ。飛行機で機内食を3食も食べたし、夜遅く着いたので、もう食事はしない。乗り継ぎ便でやってきたが、なんとか意識はしっかりしていた。空港からの移動がとても楽で、気持ちにも余裕が持てる。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その17)2019/01/18 08:40

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

   内閣府の建物の前にはテレビカメラが列を成していた。


   ホテルの部屋から外を撮影する。空港関係の建物だ。真夏はヘルシンキは白夜になるので、明るい時間帯が多い。レニングラード(現在はサンクトペテルブルグ)にも長いこと滞在したことがあるが、真夏は白夜が続いていた。厚いカーテンを閉めれば、外からの光は入ってこないので眠ることはできる。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その18)2019/01/19 08:06

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

最後のチャンスだ。


   さて、空港内のヒルトンホテルで朝食を食べる。朝食がついてくるこないかはあまり気にしていない。予約を入れる際もどっちでもいいと思っている。この時の航空券、ホテルは旅行代理店でとったが、それ以降はネットでの予約が多くなってきた。この日は隣国の首都タリンに出かける。野菜や果物を自由にとれるので満足できる。お客さんにはロシア人もいた。ロシア語を話しているのがわかったからだ。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その19)2019/01/20 06:12

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

アイラは茫然自失に近い表情になった。


   ホテルのフロント。派手さのないシンプルなつくりだが、それがまたいい。朝早くチェックアウトする人もいるのだろう。空港内のホテルだから、そのまま飛行に乗るのは本当に楽だと思う。着いた時も、数分歩いてホテルに行けたから、まるで夢のようだった。