ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その1)2020/10/13 15:34

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

<レデゴンダの日記>(シュニッツラー作)
四年ばかり前、事務官補としてウィーンから低地オーストリアの田舎町に転任した。

  王宮のあたりにはマリアテレジアの大きな像があって、ゆったりした空間も多い。ここには美術史美術館( Kunsthistorisches Museum)があって、ヨーロッパの名作を集めている。美術館に入るとやたら時間をくったりするので、どうしようかと思ったが、比較的時間に余裕があるので、入ってみることにする。