シドニーのシティレール (その18)…2015年秋(現地は春)2015/11/17 08:55

H.ローソン著、平松幹夫監訳 古宇田敦子編集
『ヘンリー・ローソン--短編小説・自叙伝--』
勁草書房、1989年

<乾季>
   彼は行ったところのないところはなく、オーストラリア北端のカーペンタリア湾地方にまで足をのばしていた。


   これもシティレールの車両をホームで撮影したもの。やはりアジア系の住人は必ず写真におさまる。それだけ多民族国家になっているということだ。日本と同じく電車の中ではスマホやタブレットをいじっている人が多い。こうした光景は全世界的なものとなってしまった。


シドニーのシティレール (その1)…2015年秋(現地は春)2015/10/18 06:19

H.ローソン著、平松幹夫監訳 古宇田敦子編集
『ヘンリー・ローソン--短編小説・自叙伝--』
勁草書房、1989年

<父ちゃんの相棒>
   廃山になった金鉱跡とはいえ、それにしてもひどい荒れ方だった。


   オーストラリアに初めてやってきた。ニュージーランドはかなり前に、1997年に訪問したのだが、その後オーストラリアに行く機会をつくることがなかなかできなかった。ケアンズかゴールドコーストを検討してたが、そっちは便がなかった。シドニーまでの直行便をぎりぎりとれたので、そちらに行くことにした。
   入国に1時間45分もかかってしまって、ちょっと疲れてしまった。ホテルは空港敷地内にあるところにとったので、そこに荷物を預けて、市街地へ出ることにした。シティレールという電車があって、空港にも駅があるから便利だ。チケットは人間からでも、自動販売機からでも買うことができる。