ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その1)2020/10/13 15:34

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

<レデゴンダの日記>(シュニッツラー作)
四年ばかり前、事務官補としてウィーンから低地オーストリアの田舎町に転任した。

  王宮のあたりにはマリアテレジアの大きな像があって、ゆったりした空間も多い。ここには美術史美術館( Kunsthistorisches Museum)があって、ヨーロッパの名作を集めている。美術館に入るとやたら時間をくったりするので、どうしようかと思ったが、比較的時間に余裕があるので、入ってみることにする。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その36)…2016年夏2018/07/20 09:30

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「小道具などいらん」


   2回目の機内食。どちらかというと軽食。到着前は軽い食事の方がいい。行きは成田空港でそばを食べた記憶がある。帰りは空港から自宅に帰って、回転寿司屋に行っている。そんなに長い旅程ではないから、日本食が恋しくてしょうがなかったというわけでもないが。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その1)…2016年夏2018/06/13 09:44

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴> 
「ね、見て見て!結婚式!」


   この日はもうウィーン空港を出て、帰国する日なのだが、出発時間は遅めである。ホテルにぎりぎりいるのももったいない。朝早く起きて、先ず"Ketten Brücken Gasse"という地下鉄の駅まで行ってみる。ベルヴェデーレ宮殿を中心に動いてみることにする。どうしても朝早くから行動する癖がついていて、どこもやってなかったりすることも多い


ブラチスラヴァからウィーンまでドナウを下る(その21)…2016年夏2018/03/12 04:24

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<青きドナウの吸血鬼>
「まだウィーンにいたの?」


   さて、ウィーンの街に繰り出すこととする。船が着く場所が辺鄙な場所だと、さらに市街地に移動しないといけないが、この場所はとても便利なところ。というか市街地そのものである。地下鉄の駅も近いようだし、どこに行くのも便利な場所だ。朝早くから動いているので、かなり1日が長く感じられる。まだ昼過ぎだ。どちらへ出かけるか。


ブラチスラヴァからウィーンまでドナウを下る(その1)…2016年夏2018/02/20 08:39

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<青きドナウの吸血鬼>
 「そう!あの人がね、ヨーロッパへ連れてってくれるって」


   ブラチスラヴァからウィーンまでバスで戻ろうとしたが、満員で乗せてもらえない。ほかの手段で帰るしかない。鉄道を利用する手もあるが、駅も近くでないし、面倒くさそうだ。ドナウ川を航行する船を使うしかない。どこで買っていいのかも最初はわからなかった。何とか船のチケットをとることができた。


ウィーン・シェーンブルン宮殿(その38)…2016年夏2017/12/24 06:07

フィリップ・ヘイソーンスウェイト著、ビル・ヤングハズバンド彩色画、楯野恒雪訳
『オーストリア軍の歩兵 1740-1780 マリア・テレジアの軍隊』(オスプレイ・メンアットアームズ・シリーズ)
新紀元社、2001年

   兵士たちは基地防衛や領土内での警備には役に立った。


   シェーンブルン駅に戻ってきた。この駅にはお手洗いがあるようだ。日本の駅のようにどこにでも無料のトイレがあるわけでもないので、要注意だ。ここからハイリゲンシュタットに向かうつもりだ。ベートーベンが滞在していて、『ハイリゲンシュタットの遺書』でもその地名はよく知られている。あまり1か所に長居せずに、効率よく行動することにする。


ウィーン・シェーンブルン宮殿(その1)…2016年夏2017/11/17 08:35

グレアム・グリーン
『グレアム・グリーン全集〈11〉第三の男/落ちた偶像/負けた者がみな貰う』
早川書房、1979年

小津次郎訳
〈第三の男〉

   私にとってのウィーンは、みずぼらしい廃墟の町であり、しかもその二月には、廃墟が雪と氷の氷河になってしまったのだ。


   シェーンブルン宮殿はウィーンの一番の見どころの一つである。ウィーンは地下鉄が便利なので、迷わず利用する。「シェーンブルン」という名前の駅もあるので、とてもわかりやすい。朝一番に行くこととする。気をつけなければならないのは、あまりに早い時間に訪問すると、中に入れないことが多々ある。海外に行くと、どうしても朝方の行動になってしまうので、その辺は注意しないといけない。


ウィーン・ハイリゲンシュタットを歩く(その44)…2016年夏2016/10/19 09:01

ハンス・メルスマン著、滝本 裕造訳
『新訳 ベートーヴェンの本質 』
美学社、1993年

ベートーヴェンの音楽発展の中で第五交響曲は彼の終着点です。


   ハイリゲンシュタット駅のホーム。これからウィーンの中心街に戻る。ちょうど電車が来て、行ってしまったが、次の電車はすぐに来た。終点だから座って行けるし、快適そのものだ。この日は1日乗車券を買っていたので、切符は持ったまま、改札での手続きもなく、ホームに行くだけ。日本でいちいち切符を買ったり、パスモを通したりするのに比べると、格段に楽だ。


ウィーン・ハイリゲンシュタットを歩く(その1)…2016年夏2016/09/06 08:50

ロマン・ロラン著、片山敏彦訳
『ベートーヴェンの生涯 』
岩波文庫、1965年

〈ベートーヴェンの生涯〉
   私はパリから飛び出して、十日のあいだ、ベートーヴェンのもとに隠れ家を求めに行った。


   オーストリアのウィーンに滞在していた。音楽の都だけあって、音楽家の記念像も多い。特に市立公園の中には世界的に有名な音楽家の記念像が多い。ベートーヴェンの像は市立公園の端っこ、あるいは公園を出たところだろうか、そこにあった。