京畿道 水原を歩く…2014年夏(その18)2015/12/17 09:40

阿部美穂子著
『韓国幸せごはん--阿部美穂子の食べてキレイになる!--』
ワニブックス、2006年

   でもその前に……韓国に初めて来た時に驚いたのが、コーヒーをはじめとする飲み物の甘さでした。


   ここは駅とつながっているデパートのカフェ。前回紹介したケーキを食べたところである。日本と同じように飲食店が入っているフロアーで上の方にある。これは自分の座っている席から撮った写真。弾丸スケジュールで水原までやってきたので、一息入れることができて良かった。少し休んで、ソウル市内へ向かうことにする。


京畿道 水原を歩く…2014年夏(その17)2015/12/15 08:07

阿部美穂子著
『韓国幸せごはん--阿部美穂子の食べてキレイになる!--』
ワニブックス、2006年

   韓国のアパートの周りに並ぶサンガ(=商店)の中には、たいていおかゆ専門店があります。


   早朝3時過ぎに起きて、朝早い飛行機でソウルに飛んだ。その機内でプルコギらしき食事が出たので、けっこうお腹いっぱいになってしまった。水原ではカルビが有名だが、胃が受け付けない。カルビも含めて、まともな昼食を食べる気がしない。とりあえず駅とつながっているデパートの中にあるカフェに入ってカップケーキのようなものを注文する。ずっと立っていたので、腰をおろす場所を確保したかった。韓国でこういう店は意外と値段が高い。




ピーツコーヒー…2007年秋~冬2010/05/08 00:48

テイラー・クラーク著、高橋則明訳
『スターバックス--成功の法則と失敗から得たも の--』
2009年、二見書房

  一九六六年のエープリルフールの日に、のちにコーヒーの巨大な王国が誕生することの刺激となっ た<ピーツ・コーヒー・アンド・ティー>店は、バークレーズ・ウ゛ァインとウォルナット・ストリートの角になんの宣伝もなくオープンした。 「唯一の宣伝は煙突から出る香りだった」とピートはいう。「私が豆を煎っていると、人々が入ってきて尋ねたものだ。『このいい香りはなんですか?』とね。 彼らはコーヒーの本当の香りを知らなかったのだ。私はいつでもコーヒー自身に語らせようとしている」


 
  サンフランシスコのフィッシャマンズ・ワーフでクラムチャウダーを食べた後、コーヒータイム。どこかいい店はないかと探すと、 ピーツコーヒーという看板が。聞けば、このサンフランシスコ、バークレー界隈を本拠地とするコーヒー店とのこと。スターバックスよりもちょっと高級な感じ。店が基調としている色合いも渋い。
 こうした店では名前を登録して呼び出してもらうことが多い。日本人の名前をそのまま登録すると混乱するので、渡辺なら「wata」とか竹本なら「take」とか短めの名前にしておいた方がいい。スターバックスを始めた人物もピーツコーヒー働いたことがあり、それがスターバックスを創業につながったという。

北京の巨大デザート…2009年春2010/05/04 07:14

谷崎 光著
『中国てなもんや商社』
1999年、文春文庫

  この北京から天津へ向かう道を、以後私は何回となく往復することになったのだが、走るたびに必ず一度は事故に出会った。片道で三回見かけたこともある。だ いたい夜走っていてもヘッドライトをつけないのだ。事故は起こるべくして起こる。
  ときどき澱んだ水を湛えたクリークが出てくる。地平線の見える広い広い黄色い畑に、煉瓦作りの小屋。ところどころに背の低い潅木がわずかに茂っている。緑 の多い日本から来ると、中国の大地は寂しげで乾いて見える。

 

 北京の王府井のショッピングモール。そこの食堂街で麺類を注文するが、メニューの写真にあったデザートも注文する。甘いものをちょっと食べてみるのもいいと思った。
 小さな容器を想像していたが、実際の入れ物がものすごく大きかった。小さなビールのジョッキくらいはある。麺類の方も結構なボリュームだったけど、せっかく注文したので全部たいらげる。
 見ての通り、上層は果物のてんこ盛り。フルーツは大好きなので満足。スイカ、パイン、キーウィ、バナナがたっぷり。下の方はミルクと小豆みたいなもの。
 5月とはいえ、この日の北京は異様に暑く、こうした冷たいデザートは絶好の食べ頃でもあった。なんという品だったか書き留めておけば良かった。

北京のスターバックス…2009年春2010/04/30 21:08

  テイラー・クラーク著、高橋則明訳
 『スターバックス--成功の法則と失敗から得たもの--』
 2009 年、二見書房

 反スターバックス感情の高まりを最小限にしようとするシュルツの戦略は、実に率直なものだ。中国国民にスターバックスは中国の企業だと思わせようとしている。「中国で成功するために、われわれはアメリカではなく中国の会社にならなければならない」と彼はいう。



 北京。スターバックスなど外資が入った店もすっかり定着した。スタバのコーヒーの値段は日本と変わらない。
 日本に比べて、平均給与はかなり安いはず。だから、日本人から見たら、1,000円とか1,500円のコーヒーを飲んでいる感じだろうか。ノートパソコンを持ち込んでいる若者もいる。でも、富裕層にとっては関係ないか。
 それでも、最初にいた人がきちんと注文し、後から来た人は注文しないケースは多く見られた。ある若い女性はコーヒーを飲んでいたが、後から来た男性は何も注文せずに、持ち込んだパンを食べていた。

サンジェルマン・デ・プレのカフェ…1998年夏2010/04/27 22:45

 ボーヴォワール著、青柳瑞穂訳
 『人間について』
 1955年、新潮文庫

 人は、理由なく、目的なく、存在しているのです。しかし、ジャン=ポール・サルトルも、『存在と無』の中で示したように、人間の存在は、物事の凝縮した存在ではありません。つまり人間はその存在を存在すべきなのです。瞬間ごとに、彼は自分を存在させようと努力します。そして、計画というのがこれなんです。



 フランスのパリ。ここはサンジェルマン・デ・プレという地域。ここにあるこじんまりしたホテルに滞在していた。この一帯は大学なども多く、学生や文化人が集まる街。カフェでの食事、ショッピング、美術館探訪などが楽しめる地域。
 フランス文化の拠点ともなったカフェがいくつか存在する。カフェ・ド・フロールもその一つ。あまりにも有名な話だが、サルトルとボーヴォワールの交流・文化活動の場でもあった。文学、哲学、芸術などの議論もこうしたカフェで行われ、世界中の知識人に少なからぬ影響を与えた。


ドバイのカフェ…2006年夏2010/04/23 22:49

 『コーラン(上)』
 井筒俊彦訳
 1957 年、岩波文庫

 これ信徒の者よ、断食も汝らの守らねばならぬ規律であるぞ、汝らより前の時代の人々と同じように。(この規律をよく守れば)きっとお前たちににも本当に神を畏れかしこむ気持ちが出来てこよう。



 ドバイの夏。とにかく暑い。行くところがなければ、ショッピングセンター巡りをすればいい。
 あっちこっちにカフェがある。白装束の男性の集団もカフェでくつろぐ。みんな滞在時間が長い。1時間経ったから、もういいかというノリではない。
 気温の高い日中は外に出る気も起こらない。2-3時間もずっと話し込んでいる人もいる。
 幸い、ラマダーン(断食)にはあたらなかった。この時期は、ショッピングセンターにあるレストラン、カフェも閉鎖になる。 
 ここはメルカートというビーチ地区にあるショッピングセンター。それほど大きくはないが、こぎれいなショッピングセンターである。この中でスターバックスが営業している。

シテ島のカフェ…1998年夏2010/04/20 21:12

  フランソワーズ・サガン著、河野万里子訳
 『悲しみよこんにちは』
 2009年、新潮文庫


 そのとき不意にアンヌの声がして、わたしは飛び上がりそうになった。
「セシル、食べるものは?」
「朝は飲みものだけでいいの。だって……」
「あと三キロは太らないと。見場をよくするためにはね。頬がこけてるし、あばら骨が見えるわよ。バターを塗ったパンを取っていらっしゃい」
 そんなものを押しつけないでとわたしがたのみ、アンヌがどうしても食べたほうがいいと理由を言いだそうとしたとき、父がおしゃれな水玉もようのガウン姿で現れた。



 シテ島のカフェでランチ。ここはノートルダム寺院をはじめ見所も多い場所。ここにも素敵なカフェがある。フランス語は勉強したことがないので、全く話せない。それでも、ガイドブックにあるフランス語を話したくなって、これを棒読みして、ミルクティーとハムサンドを注文する。何とか通じた。
 パンにハムをはさんだだけのシンプルなものだ。かたいのでナイフで切って食べる。フランスパンは自分でつくってみると分かるが、小麦粉、イースト菌、塩だけでつくることも多い。こうしたシンプルな食べ物だけに、本場のフランスパンはうまい。


 これは席から見た風景。みんなゆったりとお茶や軽食を楽しんでいる。日本でも最近はこうした屋外の席が見られるが、降雨量が多いせいか、いまひとつ普及しない。


シャンゼリゼのフーケ…1998年夏2010/04/16 21:54

 ヘミングウェイ著
 『移動祝祭日』
 2009年、新潮文庫

「競馬にいくときは、そういう格好でもいいの?」
「いや。これはカフェにいくときの格好だから」
「でも、洒落てるじゃない」女性たちのひとりが言った。「パリのカフェ・ライフって、あたしも見てみたいな。あなただってそうでしょ?」



 パリほどカフェの似合う街もないし、パリのカフェほど快適に過ごせるところもない。広々としているし、おしゃれだし、至福の時間を過ごすことができる。
 世界的にも有名な「フーケ」に入る。シャンゼリゼ通りにあり、凱旋門も近く、パリの一等地にある。
 一度だけではなく、幾度か入った記憶がある。最後は早朝だった。道路にもっとも近い特等席に陣取る。料金はその分高くなる。サービスも良いので、しっかりチップも渡す。