ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その47)2019/02/18 10:27

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

   フィンランドの当局はエリナが妊娠していることも把握してなかった。


   駅のホームに列車が来ている。フィンランド鉄道(VR)の表示がある。北に行くにはここから乗れば良いのだろうか。半日くらいかかるという話も聞く。今回は列車には乗らない。タリンへのフェリーは予約してあるが、列車に乗る予定はない。さて、タクシーをひろって、港に出かけることとする。


ヘルシンキ到着・朝の風景…2013年夏(その1)2019/01/02 07:37

レーナ・レヘトライネン著、古市真由美訳
『雪の女』
創元推理文庫、2013年

   ゲストの列は途切れることなく続いた。


   フィンランドのヘルシンキに向かう。直行便はとれなかったので、経由便で行く。やはり直前に切符をとると、どうしてもこうなってしまう。美しいカラーの塗装がされた機体。空港でユーロに両替して、それから入国手続きをしたと思う。これから訪問する2か国はどちらもユーロを使っている。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その61)2017/06/27 08:45

トーベ・ヤンソン絵、渡辺翠監修 
『ムーミン童話の世界辞典』
講談社、2015年

   ムーミン童話のほとんどの人物は夢をいだき、夢を実現しようと生きている。


   日本と同じように新聞が売られている。タブロイド紙だ。何が書いてあるかは分からないが、ちょっとけばけばしい感じもする。電光掲示板には電車の情報が出ている。時計を見ると、ちょうど正午をさしている。午前の時間帯にウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂という二つの見どころを見てしまったことになる。



午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その1)2017/04/27 14:09

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

フィンランド語には格が一五あるという。ああ困った。


   ヘルシンキ空港から市内へリムジンバスで向かう。ヘルシンキへの直行便はとれなかったので、アムステルダム経由となったが、フライトは快適だった。途中、白樺の林が車窓に広がる。北国へ来たことを実感する。空港から市内へ三十分くらい。途中、小綺麗な集合住宅も目につき、ヘルシンキの印象はかなり良いものとなった。


ヘルシンキ--タリン間のフェリー航路(その34)…2013年夏2014/10/02 20:59

ケント・ハールステット著、中村みお訳
『死の海からの生還--エストニア号沈没、そして物語はつくられた--』
岩波書店、1996年

 つまり、福祉国家が機能していたのだ。そこで育まれる安心感は、どういうわけか、成長して中学、高校へ進学するころになっても揺るがない。社会に出ても、安心感のイメージが身についていることになる。このイメージが、人間の生活条件改善のために、僕を政治的活動に駆り立てた理由の一つだと思う。



   やはりみんな急ぎ足で下船する。タクシー乗り場には車が沢山とまっていた。問題なくタクシーに乗って、中央駅に向かう。このまま空港に近接したホテルまで乗ってしまうと高くつくので、中央駅でリムジンバスに乗ることにする。中央駅はヘルシンキで一番賑やかな場所だ。
   夜の7時半にタリンを出て、9時半にヘルシンキ着。下船するのにちょっと時間がかかり、それからタクシーに乗ってヘルシンキ駅に着いたのはちょうど10時だった。ヘルシンキには地下鉄もあるが、郊外の住宅とつながっており、観光で使う機会はあまりない。
   タリンへの旅は日帰りでけっこうあわただしかったが、時間は十分にあった。タリンは半日もあれば主な地域はだいたいまわれる。朝早く出かけ、夜遅くまでの日程だったので、これで十分満喫できた。

ヘルシンキ--タリン間のフェリー航路(その1)…2013年夏2014/07/17 19:57

池澤夏樹著
『きみのためのバラ』
新潮社、2007年

「ヘルシンキ」
   あ、ああ、りんごジュースね、と男の声がした。ホテルの食堂、ビュヘの朝食の雑踏の中からその言葉が日本語で立った。それに呼応する子供の声を直前に聞いたのだが、そちらは日本語ではなかったようだ。



   2013年の夏はヘルシンキを拠点に旅をした。直前に申し込んだこともあり、直行便はとれなかった。アムステルダム経由になった。KLMオランダ航空の機内では、よその国のガイドブックを見ている人たちばかり。ヘルシンキとエストニアのタリンは距離も近く、フェリーで結ばれていることを知り、タリンにも行くことにした。
   バルト諸国は、ソ連時代のリトアニアに行ったことがある。だが、エストニアには行ったことはなかった。だからエストニアは初めての訪問になる。ヘルシンキ港からフェリーに乗る。電光掲示板があって、どこ行きの船がいつから乗船できるかとか、どこから出港するかとか書かれている。

ヘルシンキ・アテネウム美術館…2013年夏2013/08/16 08:15

池澤夏樹著
『きみのためのバラ』
新潮社、2007年

「ヘルシンキ」
   寒さが空気の中にぎしぎしとひしめき合っている。鋭い棘を八方に突き出たウニのような微粒子が空中をぶんぶん飛び回っている。風に乗って毎秒百個の粒子が頬に刺さる。棘の先端が表皮の裏で溶ける。百個、百個、百個。



    この夏、ヘルシンキとタリンを旅行した。いつものように、直前に手配をした。ウィーンが第一希望だったが、まったく駄目で、何とか経由便でヘルシンキの航空券がとれた。フィンランドの首都ヘルシンキは人口60万人程度のこじんまりした都市で、主なところは歩いて廻れる。この荘厳な建物はアテネウム美術館。フィンランドと外国の美術品を展示している。
    ここはヘルシンキ中央駅の近く。ホテル、ショッピングセンター、博物館なども回りにある。ヘルシンキ中央駅を拠点として、あっちこっちを歩けばそれだけでヘルシンキの街を楽しめる。見所のヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー寺院はちょっと離れているが、駅のあたりからは楽に歩いて行ける。