ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その122020/12/25 13:18

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

〈バッソンピエール公綺譚〉(ホフマスタール作)
外はすっかり明けていた。

これはベルナルド・ベッロットという風景画家によるシェーンブルン宮殿を題材としたもの。イタリアの出身だが、最後はポーランドで過ごしたようだ。国際的にも知名度の高い画家のようである。宗教画とか人物像はわかりにくいが、こういう風景画はすんなりと入っていける。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その11)2020/12/22 11:06

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

〈バッソンピエール公綺譚〉(ホフマスタール作)
私は挨拶を返した。
 
 さて、カフェを出て実際に展示品を見に行く。最初に見たのは、フランチェスコ・ソリメーナという人による作品のようだ。神聖ローマ帝国皇帝であるカール6世 (1685-1740)を題材にしているようだ。カール6世はハンガリー王なども兼ねていたようだ。王位を継承している場面なのだろうか。そのあたりの詳しいことはよく分からない。



ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その10)2020/12/15 10:52

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<ネズミ>
「電灯がいいね」

 ザッハトルテを味わった後は、いよいよ美術館の中での鑑賞を始める。だいぶ人が入っている。ここに行く前に、道を歩いていると、別の美術館への行き方を聞かれた。持っていたガイドブックに詳しい地図が載っていたので、教えてあげることができた。どの美術館だったか忘れてしまった。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その9)2020/12/09 10:07

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<ミッツィー>
辻馬車屋が去る。

   宮殿そのものといった建物だ。美術館にするにもふさわしいつくりだ。あまりにも贅沢な空間過ぎて、しばし沈黙する。なかなか日本にはこのような建物は少ない。ウィーンはあまりにも歴史と伝統の重みがあり過ぎて、圧倒されることも多い。まだ、ここはカフェのある場所だ。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その8)2020/12/01 10:58

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<劇場>
若いのや老けたのやーー。

 タルトとコーヒーを別の角度から撮影する。美術館の中にあるということで、落ち着いた雰囲気がある。ゆったりと過ごすのにもふさわしい雰囲気だ。街の中のカフェは混んでいて、ちょっと落ち着かなかった。チップはどうしようかと迷ったが、たっぷり払ったと思う。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その7)2020/11/24 10:05

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<対話>
彼と彼女がリンデン通りのベンチに座っている。

 ウィーンにふさわしくザッハトルテを注文する。その前の日だったか、既に「モーツアルト」という街のカフェでもザッハトルテを食べてしまった。しかし、また食べたくなったので、同じメニューになった。でも、別の店だし、決して悪い選択ではないだろう。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その6)2020/11/18 10:30

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<十一と九つ>
日暮れになった。

 美術館の値段がいくらだったか忘れてしまった。海外に来ると、お金の感覚が麻痺してしまうので、少々高くても支出してしまうことが多い。ユーロが普及してから、ヨーロッパでのお金の使用は楽になった。この美術館は由緒ある場所なので、値段も気にせず入った。ここもカフェの一部である。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その5)2020/11/10 13:41

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

小品6つ(アルテンベルク作)
<公園>
そして空にとばした。

 さすがに世界一美しいカフェの一つだけあって、周囲の雰囲気も豪華だ。ウィーンにはいくつもの美術館があって、どこに入るのか迷うが、ここはあまりにも便利な場所なので入ってしまった。勿論、お目当ての一つはカフェである。入ってから気が付いたのだが。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その4)2020/11/04 11:00

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

<ジャネット>(バール作)
二日酔いがひどい。

 カフェには何人かお客さんが入っていた。家族連れもいたが、一人で入っている人もいた。ウィーンは街全体に歴史と文化の重みがあるが、こうした美術館に入るとますますその思いは強くなる。せっかくだから飲み物だけではなく、ケーキでも食べようかと考える。


ウィーン美術史美術館で名作鑑賞…2016年夏(その3)2020/10/27 12:31

池内紀編訳
『ウィーン世紀末文学選』
岩波文庫、1993年

<ジャネット>(バール作)
ジャネットは彼が好きだ。

 カフェの天井を見る。カフェといっても、美術館と一体なので、美術館の天井というのが正確だろうか。とても美しいつくりで、日本ではチェーン店のカフェばかり入っているので、こういう空間にいることができて嬉しく思う。