バンクーバーのダウンタウン散策(ウォーターフロント駅発)…2017年夏(その39)2018/08/28 08:58

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

<ビンゴ わたしの愛犬>
   ビンゴが毒から立ちなおるには何か月もかかった。


   かなり立派な雰囲気の映画学校だ。とってもおしゃれな感じがする。ここは留学生も多く、人気のある学校のようだ。夏休みなのか、休日のせいなのか、入口は閉まっていた。バンクーバーは映画製作が盛んな都市らしい。この学校には日本からの留学生もいるらしい。留学というと大学、大学院を思い浮かべるが、専門学校への留学という選択もあるようだ。アメリカの超エリート料理学校CIA(The Culinary Institute Of America)を訪問したことがあるが、欧米には国際的にも高いレベルを誇る専門学校が少なくない。


バンクーバーのダウンタウン散策(ウォーターフロント駅発)…2017年夏(その38)2018/08/27 08:51

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

<ビンゴ わたしの愛犬>
事故だったと言い張ってもどうにもならなかった。


   こんなところに映画学校がある。世界の映画事情に疎いので、よくわからなくて、カナダの映画にはどんなものがあるのか思い浮かばない。ここは英語圏だし、アメリカとも近いので、アメリカとタイアップした映画も少なくないようだ。カナダみたいに公用語が複数あると、映画なんかはどちらの言語でつくるのだろうか。拠点となる場所にもよるのだろうか。飛行機の中では、フランス語版のアニメがけっこうあった。


ウィーン・ハイリゲンシュタットを歩く(その13)…2016年夏2016/09/18 06:42

ロマン・ロラン著、片山敏彦訳
『ベートーヴェンの生涯 』
岩波文庫、1965年

〈ベートーヴェンの生涯〉
ベートーヴェンは突如『第五交響曲』の作曲を中途で停滞させた。


   ここは教会かと思ったが、学校のようだ。"Lycée Français de Vienne"というところ。フランス式の教育を行う学校。ハイリゲンシュタットという閑静な地域にあるから、環境は抜群だろう。ウィーンあたりだとフランスは遠く感じるが、オーストリアの西に行くとスイスやフランスは間近だ。


ヴィリニュス(リトアニア)旅情(その6)…1980年夏2015/07/23 08:59

チュスワフ・ミウォシュ著、工藤幸雄訳
『囚われの魂』
共同通信社、1996年

   もちろん、老人たちは帝政ロシア時代の支配を知っている。


   ヴィリニュス大学の構内。案内してくれたガイドさんがここの卒業生と言っていた。リトアニアでは一番の大学なのだろう。大学の建物を背景に、ガイドのリエダさんの写真を撮る。
 この建物も歴史と伝統を感じさせる。ヴィリニュス市内どこに行っても、落ちついた風情がある。ヨーロッパの人たちは昔からの建物を保存・維持していくことに熱心だ。


クレアモントのカレッジ群(その2)…1983年夏2011/07/29 06:22

ピーター・F・ドラッカー著、牧野洋訳・解説
『知の巨人 ドラッカー自伝』
2009年、日経ビジネス人文庫

 私は現在、米カリフォルニア州の地方都市クレアモントに住んでいる。ドラッカー氏の「第二の故郷」である。日本経済新聞の「私の履歴書」用に同氏にインタビューするため、2004年と2005年に二度にわたってクレアモントを訪問したことがある。その当時、ここに住むことになるとはつゆ思わなかった。



  クレアモントには幾つかのカレッジがあり、このキャンパスでレクチャーを受け、宿舎に寝泊りした。夏真っ盛りだったが、地中海性気候のせいか木陰は涼しいし、夜になると気温がぐんと下る。噴水の水がますます涼しさを感じさせる。


 ここはポモナカレッジのキャンパス。この建築物はBridges Auditorium。日本人の中にはポモナカレッジの名を知らない人も多いが。しかし、アメリカではポモナと聞けば、最難関のカレッジで、その授業内容もしっかりしていることは有名であある。クレアモントはこうしたカレッジ群やクレアモント研究所がある大学・研究都市である。ロスアンジェルス郊外にあるこの小さな街は、勉強したり、研究したりするには最適の環境だ。大学都市ではあるが、オックスフォードのような規模ではない。ポモナも含めてクレアモントのカレッジは全て小さいが、 教官と学生が膝を突き合わせて勉学をするには恵まれた場所といえる。


クレアモントのカレッジ群(その1)…1983年夏2011/07/26 20:33

ピーター・F・ドラッカー著、牧野洋訳・解説
『知の巨人 ドラッカー自伝』
2009年、日経ビジネス人文庫

  2005年1月、クレアモントの自宅でドラッカー氏と会った際に、同氏の体調が悪いことは知っていた。だが、自伝『ドラッカー 二十世紀を生きて』(その文庫本が本書)を同年8月に出版したばかりで、そこには「まえがき」も書いてくれていたのだ。予想外だった。


 
 カリフォルニア州クレアモントで研修を受けていた時、授業は大学の校舎で行われたし、宿泊は大学の寮を使わせてもらった。ここクレアモントではいくつかのカレッジがある。学部だけではなく大学院もある。それぞれのカレッジがお互いに連携して、授業や単位を融通し合っている。クレアモントのカレッジはどこもレベルが高く、授業に対する評価も高い。 レクチャーや宿泊については、Claremont McKenna College, Pitzer Collegeを主に利用させていただいた。


  ここは寝泊りした寮の部屋。本来なら2人部屋で、さらに2つの部屋で一つのバス、トイレを使うことになっていたが、2人部屋に1人で滞在するよう取りはからってくれた。事前に日本で読んでおくように言われた英文の指定図書も持ってきて、部屋に置いておいた。ベンジャミン・フランクリンの自伝もあった。このプログラムを企画してくれたクレアモント研究所がアメリカの政治思想を得意としていることも関係していた。




ロイヤル・マイル小学校…2008年夏2011/07/22 20:11

イアン・ランキン著、延原泰子他訳
「キャッスル・デンジャラス--リーバス警部の物語--」
『貧者の晩餐会』
2004年、早川書房

「これをモーニング・ルームへ持って行きましょうか?」
彼女は周囲を見た。「この部屋は嫌なので……今は」
 母音を引っぱる彼女のエジンバラ訛りだと、モーニングが”喪服”を意味するモーニングに聞こえた。

 

   エジンバラを散歩していると、Milton House Public School なる名称のついた荘厳な建物をたまたま見つけた。後から調べてみると、以前はMilton House Public School という学校だったそうだ。今は、Royal Mile Primary School(ロイヤル・マイル小学校)となっている。この小学校は公立の学校。
  なぜ私立のパブリックスクールが公立の学校になったのかはその経緯は今ひとつよく分からない。さて、英国には公立でも特定の宗派の系列の学校があるが、ここは宗派のない学校とのこと。それにしても歴史と伝統を感じさせるこのキャンパスは圧巻。エジンバラならではの光景だ。

スチュワーツ・メルビルカレッジ…2008年夏2011/07/19 20:27

イアン・ランキン著、延原泰子他訳
「機会の窓辺--リーバス警部の物語--」
『貧者の晩餐会』
2004年、早川書房

 テレビが衛星放送のスポーツ番組を流している。クリケット試合で、イングランドと西インド諸島の対戦である。スコットランド人がクリケットを見ないというのは誤った説である。エジンバラのパブの客は何であれ見るし、とりわけイングランドの敗北が濃厚なときには熱心に見ている。とてつもなく陰気で暗い<スコッツ・バー>は、イングランドの完敗を目前にして、陽気なカリブ海諸国へ引っ越したかのようだった。

 

 エジンバラのフェテス・コレッジを見た後だけに、学校という看板を見つけると気になってしまう。スチュワーツ・メルビルカレッジ(Stewart’s Melville College)という立派なキャンパスを見つけた。中に立ち入ったわけではないが。ここも立派なキャンパスだ。ここはスポーツ、音楽、芸術でも定評のある学校らしい。図書館がしっかりしており、ここが勉強の中心となっているとのこと。私立の男子校だが、姉妹校である女学校との交流も盛んらしい。卒業生にはオリンピックメダリストや一流のラグビー選手が多いようだ。
 

カリフォルニア大学バークレー校…2007年秋~冬2011/07/15 21:41

井上篤夫著
『孫正義 世界一をめざせ!』
2005年、実業之日本社

 あるとき、実業家の父・三憲が喫茶店を経営することになった。孫を天才だと信じている父は、息子にアイデアを求めた。
「正義、何かいい考えはないか」
「山小屋風にしたらいい」
 かくして、町中でくつろげる癒しの空間、山小屋風喫茶店は大繁盛した。

 私がはじめて孫に会ったのは20年近く前だが、そのときから今日までの孫の方向性は一貫していて、微動だにしていない。
「やがて一人ひとりがPC(パーソナルコンピュータ)をもつ時代がやってきます。そのときはネットワークでつながります」


 アメリカで研修中、サンフランシスコを拠点とする日程があった。ある休日、NPO団体に勤める日系アメリカ人の女性がサンフランシスコを案内してくれた。
 彼女はカリフォルニア大学バークレー校とかの出身とのこと。アメリカの名門大学というと、私立大学が多いとの印象があるが、州立大学であるカリフォルニア大学バークレー校は世界におけるトップ校であり、理系、文系ともに評価が高い。卒業生には孫正義・ソフトバンク社長など日本で活躍している人も目立つ。
 サンフランシスコからもカリフォルニア大学バークレー校のキャンパスが見える。アメリカは大学院重視の国なので、サンフランシスコを案内してくれた女性も最低マスターくらいはとっておかないと将来のキャリアアップにつながらないと説明してくれた。だから大学院への進学を考えていると言っていた。ワシントンDCでお世話になったNPO団体の人もジョンズ・ホプキンス大学で博士号を取得したとのこと。なお、このUCバークレー校には、言語哲学を専門とする世界的な学者であるジョン・サールをはじめ、超一流の教員が多くいる。


オックスフォードのクライストチャーチ(その4)…2008年夏2011/07/12 22:42

L・キャロル著、矢川澄子訳、金子國義絵
『不思議の国のアリス』
1994年、新潮文庫

 アリスの思いついたのは、せいぜいこういってやることぐらいなものだ。「これは公爵夫人のネコですもの。あの方に相談なさったら?」
「あの女は牢屋だね」女王様は首切り役人に、「ここに連れておいで」いわれて首切り役人は矢のようにとんでいった。



 クライストチャーチは『ハリーポッター』の撮影の一部にも使われたようで、近年ますます人気が出ている。それを実感させるのがこの食堂。こんな食堂で子供や学生たちが毎日食事をしたら、情操教育の点でも良いかもしれない。


 このクライストチャーチには典雅な大聖堂がある。この点でも、クライストチャーチはオックスフォーでは際立っている。大聖堂内の中にはこれまた美しいステンドグラスがある。ずっと見ていても飽きることがない。
 ところで、「機械の中の幽霊」「カテゴリー錯誤」という言葉で有名な哲学者ギルバート・ライルもオックスフォード大学で学び、クライストチャーチの講師をつとめた。