オックスフォードのクライストチャーチ(その3)…2008年夏2011/07/08 20:17

L・キャロル著、矢川澄子訳、金子國義絵
『不思議の国のアリス』
1994年、新潮文庫

 カエル従僕はおなじくもったいぶった口調でくりかえした。ただちょっぴりことば順が変ってただけだ。
「女王さまより、公爵夫人にクロケー競技へのご招待ですな」



   ルイス・キャロルもこのクライストチャーチでも学び、とりわけ数学に関しては優秀な成績をおさめた。この学校でも数学を教えることとなった。『鏡の国のアリス』『不思議の国のアリス』といった作品はオックスフォードでの生活にも根ざしたものである。アリス・リデルという実在の少女がモデルになっていた。
 

 オックスフォードというアカデミックな環境の中で、こうした物語が生まれたことも納得できる。クライストチャーチをはじめ、各カレッジにはそろぞれの特色があるので興味深い。
 

 皇太子殿下が留学されたマートンカレッジはオックスフォードの最古のカレッジである。『ブライズヘッド再訪』で有名な作家のイーヴリン・ウォー は文学で定評のあるハートフォード・カレッジで学んだことがある。