ソウルの冷麺…2001年春2012/11/06 23:35

ユ・ミンジュ著、秋那訳
『宮廷女官チャングムの誓い (中)』
竹書房、2005年

   チャングムは陽のあたる場所を探して野菜や山菜、野草を干して、干し椎茸、カタクチイワシ、昆布を挽いた。それらの材料を使って、初日は味噌鍋とナムルを作った。正使は最初の一匙を口に運ぶと眉間にしわを寄せた。膳が下げられるまで表情を和らげることはなかった。



   韓国へは初めての訪問だ。これまでロシアやアメリカを訪問したことはあったが、近くの国である韓国を訪問したことはなかった。飛行時間も短いので、身体が楽だ。欧州やアメリカの滞在につきまとう時差ボケがない。ソウルのエコノミーホテルに宿泊した。この頃はHISも格安を一番の売り物にしていたので、そんなホテルを選んでしまう。ゴールデンウィークは全体的に料金も高めだし。
   ハングル文字と人が左/車が右側通行なのが日本の街との違いを感じさせる。それにしても、アジアの都市は大きくなる。欧米の大都市は意外と中心市街地が狭いが、東京やソウルは街が大きい。地下鉄の路線もかなり複雑だ。せっかく韓国に来たのだからと、冷麺はどうかなとレストラン街を歩いていた。そこで注文したのがこの冷麺。冷麺の本場は平壌という感じもするが、ソウルで食べる冷麺もなかなかのものだった。

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