ハーフペニー橋…1997年夏2010/01/30 08:53

  ジェイムズ・ジョイス著、柳瀬尚紀訳                     
  『ダブリーナーズ』  
  2009年、新潮文庫    

 渡し舟の船賃を払って、リフィー川を渡った。乗り合わせたのは二人の人夫と鞄を提げたユダヤ人だった。僕らはいかめしいくらいに大真面目になり、それでも束の間の船旅の間に一度互いに目が合うと、けたけた笑い出してしまった。岸へ上がって、三本マストの優美な帆船の荷下ろしを見物した。


 ロンドンに滞在してから、ダブリンに入ったこともあり、欧州の首都にしてはこじんまりとしたこの街がしっくりと馴染む。ロンドンに比べると、車の排気ガスがちょっと臭いのが気になる。
 アイルランドと言うと、うら寂しい、停滞したイメージもあったが、観光客は多く、賑わいを見せている。観光名所のほとんどは歩いて回れる。
 市内を流れているリフィー川。そこにかかるハーフペニー橋はダブリンの名所でもある。橋の名称は、かつて通行料として、半ペニーを徴収していたことからきている。こんな小さな橋で料金をとっていたのが不思議に思われる。歩行者専用の地味な橋である。


コメント

_ 自称ささけん ― 2010/02/03 17:19

ハーフペニー橋はぜひ一度行ってみたいところです。ただし、お金と時間がないので、行ける可能性は乏しいです。「若い頃は時間はあるが、お金がない。年配になるとお金はあるが、時間がない。」と云われますが、40代の私には、どちらもないのが悲しいです。今後のブログのご発展を祈念しています。

_ いわみつ ― 2010/02/03 20:19

自称ささけんさん。変わったお名前ですね。私も仕事を取り巻く環境が大きく変わって、自な時間が極端に少なくなりました。昨年は夏休みも全く無かったし、年末まで働きづめでした。というわけで過去の話ばかりになりますが、このブログを続けてみます。

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