L・ムニャチコ著、栗栖継 訳
『遅れたレポート』
岩波書店、1990年
〈夜の会話〉
どこへ行っても適用されるのは階級的観点です。
ここはブラチスラヴァ城のすぐ外にあるレストラン。まだ開店していないので、中の様子もわからない。議会も近いし、なかなかいい場所にある。お城は意外と早くから見られるようで、ちょっと時間を過ごせば、開門するようだ。どちらかというと、朝型で行動するので、早く来過ぎて時間を持て余してしまうこともある。ウィーンのある宮殿には8時に着いてしまったが、開門が10時だったので、手持無沙汰になってしまった。そのことは後で書きたいと思う。
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