ブラチスラヴァからウィーンまでドナウを下る(その21)…2016年夏2018/03/12 04:24

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<青きドナウの吸血鬼>
「まだウィーンにいたの?」


   さて、ウィーンの街に繰り出すこととする。船が着く場所が辺鄙な場所だと、さらに市街地に移動しないといけないが、この場所はとても便利なところ。というか市街地そのものである。地下鉄の駅も近いようだし、どこに行くのも便利な場所だ。朝早くから動いているので、かなり1日が長く感じられる。まだ昼過ぎだ。どちらへ出かけるか。


ブラチスラヴァからウィーンまでドナウを下る(その1)…2016年夏2018/02/20 08:39

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<青きドナウの吸血鬼>
 「そう!あの人がね、ヨーロッパへ連れてってくれるって」


   ブラチスラヴァからウィーンまでバスで戻ろうとしたが、満員で乗せてもらえない。ほかの手段で帰るしかない。鉄道を利用する手もあるが、駅も近くでないし、面倒くさそうだ。ドナウ川を航行する船を使うしかない。どこで買っていいのかも最初はわからなかった。何とか船のチケットをとることができた。


ブラチスラヴァ(スロヴァキア)旅情(その54)…2016年夏2017/02/25 07:44

L・ムニャチコ著、栗栖継 訳
『遅れたレポート』
岩波書店、1990年

〈夜の会話〉
どこへ行っても適用されるのは階級的観点です。


   ここはブラチスラヴァ城のすぐ外にあるレストラン。まだ開店していないので、中の様子もわからない。議会も近いし、なかなかいい場所にある。お城は意外と早くから見られるようで、ちょっと時間を過ごせば、開門するようだ。どちらかというと、朝型で行動するので、早く来過ぎて時間を持て余してしまうこともある。ウィーンのある宮殿には8時に着いてしまったが、開門が10時だったので、手持無沙汰になってしまった。そのことは後で書きたいと思う。


ブラチスラヴァ(スロヴァキア)旅情(その1)…2016年夏2017/01/03 07:09

石川晃弘著
『スロヴァキア熱―言葉と歌と土地』
海象社、2006年

   夜遅くまで習いたてのスロヴァキア語を駆使して喋り合い、誰かが奏でるギターに合わせてスロヴァキアの民謡を歌う。

   ウィーン・シュヴェヒャート空港にあるバス乗り場。日本からの直行便を利用したが、圧倒的にオーストリア航空の路線が多い。このように大型バスがひっきりなしに行き来している。オーストリアは多くの国と国境を接しているので、陸地からでもよその国に行きやすいので、国際線のバス路線も多い。