ラスベガスを歩く(その24)…1996年夏2015/10/08 09:04

ジョン・リドリー著、渡辺佐智江訳
『ネヴァダの犬たち』
早川書房、1997年

   太陽が地平線にぶつかって、爆発した。


   ラスベガスではマクドナルドにもよく入った。単に食事をするだけでなく、エクストララージという巨大なドリンクを飲むためにも。湿度は高くないが、日中の気温が40度くらいまで上がるので、体中の水分が失われていたからだ。どこかで牛乳も飲んだのだろう。その写真も撮っておいた。



カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その17)2015/07/09 08:59

ヒュー・ジョンソン著、小林章夫訳
『ワイン物語(下)ー芳醇な味と香りの世界史ー』
平凡社ライブラリー、2008年

   ナパ渓谷の地歩を固めたのはドイツ人によるところが大だった。一八五〇年代から、かなりの人数のドイツ人が移住してきた。


   ここもCIA(世界最高水準の料理学校)あたりの風景。CIAはわざわざ私の名前まで表示して、日の丸まで掲揚して、歓迎してくれた。いずれにしても、のんびした雰囲気は変わらない。実は、CIAの中にあるレストランで食事をしたかったのだが、日程が立て込んでいて、車の中でハンバーガーを食べることになってしまった。ハンバーガーといっても、手作りのお店だったけど。またサンフランシスコに戻らないといけない。ここでは1泊だけしたが、もっと長く滞在したかった。ナパのワイナリーはメインではなかったが、少し見学することができた。



カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その16)2015/07/07 09:27

エリザベス・オールドフィールド著、奥船桂訳
『カリフォルニアの夢』
ハーレクイン・イマージュ、1986年

   サンフランシスコに通勤する人たちのベッドタウンは整然としていた。


   ソノマのワイナリーを見た後は、ナパ郡にやってきた。既にこのブログでも紹介したが、こちらではCIA(The Culinary Institute of America)という超エリート料理学校を見学するのが中心だった。この周辺にもワイナリーがある。ブドウ畑が広がり、美しい山々や木々が背景となっている。ここは自然にも恵まれているし、おしゃれなお店やレストランも多い。値段もそれなりにするが。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その15)2015/07/04 06:19

エリザベス・オールドフィールド著、奥船桂訳
『カリフォルニアの夢』
ハーレクイン・イマージュ、1986年

   おまけに、サンフランシスコの坂道!頂上まで登ってやれやれと思うと、次にはジェットコースターのような下り坂。


   ワインカントリーのあたりにも牛が何頭かいた。のんびり草を食んでいる姿を見ていると心が落ち着いてくる。狭い厩舎の中で配合飼料を食べさせられている家畜の姿を見るのは痛々しいものだ。温暖なカリフォルニアの気候の中で牛もすくすくと育っているのだろう。山々を背景にして、牛が食事をしたり、寝そべっている光景を見ていると、仕事のために日本に戻りたくなくなる。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その14)2015/07/02 09:07

サガン著、朝吹登水子訳
『赤いワインに涙が…』
新潮文庫、1987年

   彼女は手でリュカを、さらに酒瓶をさえ示すしぐさをしたので、酒瓶の所有者はちょっと不安になった。


   カンディでも試飲というかちょい飲みができる。口当たりのいい、とても飲みやすいワインだ。前にも書いたように、まだまだアメリカ国内で日程があるので、お土産に買うのはよそう。スーツケースにワインボトルを入れて持ち歩くのも煩わしい。それにサンフランシスコも研修に加え、週末は観光が予定されているので、そこでお土産を買うかもしれない。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その13)2015/06/30 08:56

サガン著、朝吹登水子訳
『赤いワインに涙が…』
新潮文庫、1987年

「なんという銘柄ですの、このぶどう酒」と彼女は訊ねた。


   ブドウが実っているところを見ることができた。収穫の最盛期は過ぎており、後から実ったブドウだろうか。黒い色をしている。カンディはワイン通でなくても、気軽に訪問できるところらしい。ベンジンガーに比べると、ちょっと庶民的なブランドと言えるだろうか。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その12)2015/06/27 06:26

ジャネット・デイリー著者、矢倉尚子訳
『愛は危ないワインの香り』
集英社文庫、1998年

   天井まで何段にも重なったラックに、ワインがぎっしりと詰めこまれていた。


   さてベンジンガーワイナリーを十分楽しんだ後、ソノマ郡でさらに別のワイナリーを訪問した。カンディというところ。かなり広くて、圧倒される。噴水なんかもあって、きれいな風景をかもし出している。ここでも葉っぱが赤く色づいたブドウ畑が迫ってくる。周辺の山々ともマッチして、いい雰囲気になっている。ブドウというのはそんなに背丈が高くない。一つ一つの木は小さめだ。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その11)2015/06/25 11:11

ジャネット・デイリー著者、矢倉尚子訳
『愛は危ないワインの香り』
集英社文庫、1998年

   乗馬道の終点には、醸造所がどっしりとそびえたっていた。


   このように他のお客さんもけっこう来ていた。みんな満足している様子だ。収穫の時期はこの時よりも1-2か月前だろうか。たわわに実ったブドウの実や収穫そのものも見たかったがその時期ではなかった。そんなに多くの量が出ているわけではないの、直接ここで買うのが一番いいのだが。値段は決して安くはない。
   日本へのお土産というのも考えられなくはなかったが、サンフランシスコに戻ってからスケジュールもあるし、ハワイ(オアフ島、ハワイ島)でも予定があるので、荷物は増やすわけにはいかない。ワインのようにかさ張り、割れやすいものとなると、日本に持ち帰る土産には適さない。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その10)2015/06/23 09:02

ジャネット・デイリー著者、矢倉尚子訳
『愛は危ないワインの香り』
集英社文庫、1998年

「俺は無実だとそいつに言ってくれ。ワインなんだ。俺があそこに行ったわけはな。誓って殺しちゃいない。頼むから信じてくれ」


   ベンジンガーワイナリーでつくられているワインである。ここでは赤ワインの種類が圧倒的に多いようだ。見学ツアーでは試飲というかちょい飲みをさせてもらえる。美しい自然に囲まれたブドウ畑を見た後、グラスにつがれたワインを飲むのは乙なものだ。
   右側がカベルネ・ソーヴィニヨンで赤ワイン、左側がソーヴィニヨン・ブランで白ワイン。こういうワインをテイスティングできる。アルコールはあまり飲めない方なので、これだけで十分である。料理と一緒ではないから、よけいきつく感じる。このボトルの表示からすると、赤ワインは3年くらい経ったもの。


カリフォルニアのワイナリー(ソノマ・ナパ)…2007年秋~冬(その9)2015/06/20 06:29

ジャネット・デイリー著者、矢倉尚子訳
『愛は危ないワインの香り』
集英社文庫、1998年

   何度も足をとめては目をこらし、醸造所の前庭の防犯灯が見えないかと探した。


   ワインの入った樽がある。説明の際に、誰かが赤ワインと白ワインの違いを聞いていたが、英語がはやくてちょっと聴き取れなかった。後から知ったことだが、ブドウの種類も違うが、白ワインは皮や種を除いてつくるそうだ。逆に、赤ワインは皮や種も一緒のままでつくられるとか。だから赤ワインはちょっと渋みがあったり、重たい感じがするのだろう。