ブロードウェイ(その2)…1983年夏2012/07/31 21:38

O・ヘンリ著、大久保康雄訳
『O・ヘンリ短編集(二)』
1969年、新潮文庫

「千ドル」
  ジリアン青年はステッキで二輪車の馬を突ついてブロードウェイを八ブロックほど走らせてその街を出た。横町に一人の盲人が床机に腰をかけて鉛筆を売っていた。ジリアンは馬車からおりて盲人の前に立った。



 集積したニューヨークにふさわしく、ブロードウェイもこじんまりとまとまっている。ミュージカルの出し物の看板も街を飾っている。「ナイン」「オーカルカッタ」など有名な題目の看板も見える。クレアモント、ワシントンDCとゆったりした地域からニューヨークにやってきたが、不思議と違和感はない。東京のような狭い通りがあり、こちらの方がなんとなく落ち着いてしまう。マンハッタンの主な見所は徒歩だけでも巡ることができるし、地下鉄を使えば事足れる。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
英国の首都は?
(英語アルファベットの半角小文字で書いて下さい)

コメント:

トラックバック