ドバイ博物館…2006年夏(その2)2013/07/30 19:35

塙 治夫編訳
『アブー・ヌワース アラブ飲酒詩選』
岩波文庫、1988年

<よみがえる美>
薔薇色の頬をした乙女がいる。
蠱惑的な素肌をした娘だ。

人々は彼女をみつめ、
つきせぬ美しさに見とれた。



   いろんな模型とか人形があって、楽しい。ふだんからアラブの文化や人々に接することはほとんどないから、エキゾチックな博物館は見ていて飽きない。外はとても暑いから、涼しげな石の建物の中にいるのは快い。いろんな衣服の展示もあって面白い。
    この展示物はなんだろうか。女性でも髪や顔を隠す必要はないのだろうか。家の中だからいいのだろうか。まちの中では顔を隠した女性が多いが、正面からは写真は撮りにくい。中東諸国からの観光客も多いが、ドバイはその中でも自由な地域なのだろう。目だけ出した女性なども家族と一緒に楽しそうに旅行をしている。