A.ジノビエフ 作・画、川崎浹 訳
『酔いどれロシア : 戯画詩集』
岩波書店、1991年
<この世の煩い>
さあ、へべれけに呑もうじゃないか。
これは何だろうか。農業施設か何かだろうか。さっぱりわからない。途中戦車を乗せた車両とすれ違った、たまたまカメラを持っていた人がばっちり撮影していたので、すごくうらやましいと思った。そういうものは撮影は禁止なのだろうが、そこまで乗客が監視されているわけではない。おんぼろで、あまり立派な建物ではないが、電気は通じているようだ。電線らしきものが見えるからだ。ロシア革命では「電化」がかなり重視されてきた。遅れて発展していたロシアには電力の普及が至上命題だった。
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