ウェストミンスター橋…2008年夏2010/02/09 21:00

 夏目漱石著 
 「カーライル博物館」
 『倫敦塔・幻影の盾』  
 1952年、新潮文庫

 カーライル又云う倫敦の方を見れば眼に入るものはウェストミンスター・アベーとセント・ポールズの高塔の頂のみ。その他幻影の如き殿字は煤を含む雲の影に去るに任せて隠見す。



 イギリスは好景気の真っ只中。ピカデリー・サーカスのあたりは世界各国からの人たちで賑わっていた。ここからゆっくり歩いて、国会議事堂、首相官邸のあるあたりへ。ウェストミンスター地区は、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)、ウェストミンスター寺院、セント・マーガレット教会など見所が多い。 
 ウェストミンスター橋はロンドンの風景に見事におさまっている。橋のあたりにはおおぜいの観光客がいる。それでも新宿のアルタ前のような混雑ぶりのピカデリー・サーカスに比べると、この橋のあたりはゆったりしてしている。


 最近ではロンドン・アイの方が目立ってしまう。何時間も行列に並ぶ必要ありとのことで、時差ぼけの疲れもあり、あきらめることにした。夕暮れ時に川に沿って歩き、ロンドンの風情を楽しんだ。
 

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
英国の首都は?
(英語アルファベットの半角小文字で書いて下さい)

コメント:

トラックバック