シドニー湾クルーズ(その7)…2015年秋(現地は春)2018/03/19 08:36

ライリス・ノーマン作、宮武潤三・順子訳、横田美恵子画
『シドニーのふたご』
篠崎書林、1977年

「チョコレートを一箱ってのはどうだい」グレッグが提案した。


   これもデッキ。前方の赤い胴体がけっこう目立つ。湾内はけっこう多くの船が航行しているから、目立つ色にしておくことも大切なのだろう。お客さんは降りる人もいるし、乗ってくる人もいる。これは定期船というよりは、周辺の各港にちょくちょく立ち寄る小さな船と言った方が正確だ。