ワシントンの青空市場(その4)…2007年秋~冬2010/10/01 21:06

本間千枝子著、有賀夏紀著
『世界の食文化〈12〉アメリカ』
2004年、農山漁村文化協会

 80年代のアメリカは経済が好景気に向かったことも引き金となって、人びとの食への関心が一段と拡まった。有機栽培による今まで目にしたこともない穀物、野菜、果実、魚介類などを求める人たちが足を運ぶのは、各地のファーマーズ・マーケットだった。(中略)じゃがいもでさえアンデスの原種など小さな黄色いものをはじめとして、赤、グリーン、褐色の大小に目を奪われ、とうがらしに到っては中、南米のハラペーニョ、ハンガリーのパプリカなど数え切れぬ鮮やかな色と形と辛み、かぼちゃ、スクワッシュの世界も多彩である。アメリカ人が料理をしない、ハンバーガーだけの国とは信じられぬ光景である。



 野菜や果物が多いが、肉や蟹も売られている。クラブミートと呼ばれる蟹からつくった食材を試食したけど、一口かじっただけでお腹がいっぱいになってしまった。ワシントンの近郊にはチェサ湾があり、魚介類も豊富である。この研修では、後からサンフランシスコ訪れたが、カニはその時にたっぷり食べることができた。この青空市場は、果物野菜が中心である。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
英国の首都は?
(英語アルファベットの半角小文字で書いて下さい)

コメント:

トラックバック