アル・グレア・センター・・2006年夏2010/11/12 20:26

イネア・ブシュナク編、久保儀明訳
『アラブの民話』
1995年、青土社

「ぐつぐつ煮立っている七つの大鍋」
 男が家を出ていくと、娘はその後を追うようにして市場<スーク>に出かけ、米、肉、野菜、パンと店先に並べてあるものを大急ぎで片端から買いまくりました。煮込み用の鍋を幾つか買い込むと、それらをすべて火の上に吊るして薪を山とくべました。しばらくすると、油でサフランを揚げる匂いが家中に満ち溢れました。


 アラブ首長国連邦のドバイ。ここは滞在していたホテルにも近いショッピングセンター。アル・グレア・センターという名前の店だ。バール・ジュマン・センターに比べると、ちょっと渋めの感じがした。ここは日本食もあるとのことで、日本人滞在者も重宝しているらしい。ブランド品など世界中どこでもあるので、食材を見たりする方が楽しい。


 ホテルに近いと書いたように、めちゃくちゃ暑くなければ、歩いて帰れる距離だ。どうしようかと迷ったし、タクシー乗り場に行列ができていたが結局はタクシーで帰った。店の中にはカフェも多いので、ゆっくり時間をつぶすこともできる。インド人の運転手が多いが、この時はパキスタン人だった。「日本人か中国人」かと聞かれた。


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