シティセンター…2006年夏2010/11/16 00:20

堺屋太一著
『油断』
1975年、日本経済新聞社

 シュメール、アッカドの昔からこの地に侵入し、文化と帝国を築いた民族の数は限りなく多い。エジプトのトトメスや正体不明のヒッタイト、ユダヤのダビデやイランに興ったダリウス、そして偉大な征服者アレキサンダーとそのギリシャ人たち。ガリアとヒスパニアの軍団を率いたローマ帝国のトラヤヌスもまた中東の奥深く侵入したし、東アジアに発したジンギス汗の子孫たちも永くこの地を支配した。北海の霧の中からやって来たキリスト教徒たちでさえ、この地の一角に二百年にわたって王国を保っていた。そして中央アジアを源流とするトルコ人は、この中東の大半をごく最近まで数世紀にわたって統治していたのである。



  ドバイで地元の人にも、観光客にも人気のあるショッピングセンター。シティセンター。空港に近いが、その分、ちょっと中心街からは遠かった気がする。巨大な店で、一日中いても飽きない。


 中には映画館もある。欧米の映画もやっている。ドバイはイスラム圏では最も自由な雰囲気があるから、他のイスラム国から来た人にとっては刺激的な街だろう。


 前回紹介したアバヤを来た女性たちもいるがブルカとかニカブという名のもっと身体を隠す衣裳を来た女性もみかける。こうした女性に近づいて、正面から撮影には気が引ける。


 食料品コーナーをはじめ巨大な売場に圧倒される。電化製品もある。ここではSONYのWALKMANも売っているが、日本の製品もある。ショッピングセンターの中にも両替所もたくさんあるし、アラビア語だけでなく英語の表示も多いので、外国人観光客にとっても快適だ。

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