アメリカ農務省の食堂で…2007年秋~冬2010/12/17 20:48

マーヴィン・ハリス著、板橋作美訳
『食と文化の謎』
2001年、岩波現代文庫

  オハイオ盆地の豚と牛はいっしょに追われていくことがよくあった。そういうとき、牛は途中で売られているトウモロコシを食べ、豚はそのあとをついていき、未消化のトウモロコシかすがたっぷりとふくまれた牛の糞を食べていたものだ。



 アメリカ農務省を二度目に訪れた時の話。せっかく農務省に来たのだからと省内の食堂に行き、ランチを食べる。
 サンクスギビングで人もまばらなので、簡単にOKがでる。アメリカによくある計り売りのシステム。いろんなものをとってしまう。スペアリブもとったので、骨の部分の重さも加わって、けっこうな値段になる。フルーツにドーナツもとってしまった。
 日本も霞ヶ関では農水省の食堂が一番人気なように、この食堂も最高。連休の期間だけに、家族連れの姿も目立つ。