北京地下鉄(その2)…2009年春2014/05/15 20:45

ベンソン・ボブリック著、日高敏・田村咲智訳
『世界地下鉄物語』
晶文社、1994年

 イタリア南部におけるローマ人の地下道は、トンネル掘削技術の歴史の中で比較的遅く、しかも例外的な発展を遂げた。それ以前、彼らのトンネルに類似したものは作られたことがなかった、その後ほぼ二千年間それに類似したトンネルが再び造られることはなかった。公道や単なる道路として、彼らのトンネルが果たした機能は独創的なものだった。


 北京の地下鉄のひどさなどが喧伝されていたが、そんなにめちゃくちゃなことはなかった。北京オリンピックもあって、公衆のマナー向上策がとられたことは事実だろう。乗り降りの際に大変なことになるかと危惧したが、杞憂に終わった。
   ただ、地下鉄に乗るたびに駅で荷物検査があったりして、物々しい感じがした。ただ、この検査というのも有効なのかどうなのかわからない。貴重品が入った荷物を入れるので心配だったが、大丈夫だった。車両は近代的で、快適な運行だ。


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