オーストラリア博物館(その36)…2015年秋(現地は春)2017/04/02 06:28

越智道雄/百々佑利子監訳
『現代オーストラリア短編小説集 (下)』
評論社、1983年


コリン・ジョンソン著、中野不二男・宮下嶺夫訳
<キンバリーの夢>
   踊りの中でカンガルーは飛び跳ね、死に、大蛇は彼らに生命を吹きこむために、いまにも死にそうにくねり、のたうちまわる。


   蜘蛛がたくさん展示されている。オーストラリアは生き物による被害の多い国だが、蜘蛛でさえ例外ではないらしい。この訪問の半年くらい前に、蜘蛛の巣に町が覆われてしまった被害が出たことが話題になっていた。日本にも毒蜘蛛はいるし、被害を受けている人もいると思う。