午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その5)2017/05/01 08:51

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

「フォネティーカッなんて何点でもいいから、もうやめる」


   雨は降ったり、やんだり。激しく降って、路面は濡れているが、この時はやんでいた。大きな街路を歩く。大きなショッピングセンターも見えて、ヘルシンキがちょっとした規模の都市であることを実感する。コートやジャンパーを着ている人も少なからずいる。この前日にタリンを訪問したが、快晴で日中は暑さを感じた。一転して、この日は肌寒い天気となった。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その6)2017/05/02 08:49

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

都市の離婚率は高いが、その中でもヘルシンキがNo.1だという。


   雨はちらちらと降っているが、傘をさすほどでもない。雨に濡れた石畳、道路に走っているトラムの線路、ショッピングセンターのビル、トラムの架線が目に入る。外国に行った時は歩けるだけ、歩くようにしている。やはり地べたを自分の足で歩くと、街が馴染んでくるから。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その7)2017/05/03 06:08

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   このように子音で終わる外来語は、フィンランド語にうけいれるときiをつける。


   目立つ像があったので、近づいてみる。まだヘルシンキ中央駅からちょっと歩いた程度のところ。まだ数分歩いたくらいの場所だ。ガイドブックを見ると、この像があることが書かれていた。朝の早い時間帯なので、観光客もほとんどいなくて、写真を撮っている人もいない。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その8)2017/05/04 05:06

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

夏休みを過ごすため、私は東京に帰った。


    これは「3人の鍛冶屋」の像ということだ。”Felix Nylund”という名の彫刻家の作品らしい。この作品を見ての通り、働くこととその汗を称えるものとなっている。ヘルシンキで一番のストックマンというデパートの近くでもある。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その9)2017/05/05 10:07

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   フィンランドには六万以上の湖があるといわれるが、それらは東部に偏っている。


   さらに「3人の鍛冶屋」を見る。この3人は服を着てない。真夏だったからいいようなものの、ヘルシンキの冬はつらいだろう。朝の早い時間帯なので、人気が少ないが、日中は賑わっていて、このあたりは待ち合わせ場所にもなっているらしい。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その10)2017/05/06 05:44

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

フィン語では 受動態が 変テコリン


   ヘルシンキの街中をトラムが走っている。目の前でトラムが弧を描く。フォーラムというショッピングセ ンターのビルが見える。渋い色使いで、しっくりくる。けばけばしい色彩が少ない分だけ、ヘルシンキの建築物はおしゃれなものが多い。市街地の構造はとてもわかりやすいから、散策も楽である。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その11)2017/05/07 06:22

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

フィンランドのサウナ文化の歴史は長い。


   トラムだけでなくバスも乗用車も走っている。街路樹もきれいに植えられている。雨はやんだが、再び降りだしそうな雲行きではある。傘をゲットしたので、安心して歩くことができる。日本で見かけるようなコンビニはあまり見当たらない。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その12)2017/05/08 08:52

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   ヘルシンキ大学には外国人のためのフィンランド語講座があり、誰でも無料で初歩から習えるやうになっている。


   ヘルシンキの主な観光名所に向かって、歩き出す。と言っても、ヘルシンキ市街地はそんなに広くもなく、観光客が行くところはだいたい決まっているから、そんなに迷うこともない。雨が降ったり、やんだりという天気だが、降っても小雨という程度になった。ヘルシンキの街はこぎれいで、歩いていて気持ちがいい。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その13)2017/05/09 09:04

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   とうとうマイナス一〇度まで気温が下がった時、興奮のあまり家に国際電話をかけてしまった。


   ちょっと歩くと、すぐ公園にたどり着いた。市民の憩いの場でもあるエスプラナーディ公園。これは作家ザクリス・トペリウスを記念した銅像。彼は、歴史家、ジャーナリストなど幅広い肩書で活躍した人物。児童文学でも名作があり、旺盛な執筆活動をしていた。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その14)2017/05/10 08:58

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   フィンランド語の方言は大きく八つに分けることができる。


   フィンランドは森と湖の国だから、もともと緑が多い。都市部は全体として少ないから、ヘルシンキをちょっと出ても白樺林が目につく。ヘルシンキは日本の大都市から見たら、こじんまりとした都市だ。散策も急ぎ足にならず、ゆったりとしたテンポになる。さらに公園の緑に接すれば、気分は和らいでくる。