ヘルシンキ--タリン間のフェリー航路(その3)…2013年夏 ― 2014/07/22 22:28
池澤夏樹著
『きみのためのバラ』
新潮社、2007年
「ヘルシンキ」
雪が降ってきた。空気の中に人が気づかないうちにすこしずつ別のものが混ざるよう、軽い小さな雪片が視野の中に現れてひらひらと舞いながら落ちていく。私たちは芯から冷え切っていた。
ヘルシンキの港からフェリーに乗ったが、駅から港までは少し距離がある。歩いて行くには遠すぎる。トラムを使う手もあるが、確実に行くためにはタクシーがいい。曜日にもよるが、初乗りは高かった。この日は、1,000円を超える料金だ。確か日曜日だったから。
北欧はタクシーもしっかりしているし、安心して乗れる。国によっては、タクシーに乗るもの怖いところがある。ヘルシンキ港で乗船を待つ人がたくさんいる。幸い天気もいいし、予想以上に気温が上がってくる。
『きみのためのバラ』
新潮社、2007年
「ヘルシンキ」
雪が降ってきた。空気の中に人が気づかないうちにすこしずつ別のものが混ざるよう、軽い小さな雪片が視野の中に現れてひらひらと舞いながら落ちていく。私たちは芯から冷え切っていた。
ヘルシンキの港からフェリーに乗ったが、駅から港までは少し距離がある。歩いて行くには遠すぎる。トラムを使う手もあるが、確実に行くためにはタクシーがいい。曜日にもよるが、初乗りは高かった。この日は、1,000円を超える料金だ。確か日曜日だったから。
北欧はタクシーもしっかりしているし、安心して乗れる。国によっては、タクシーに乗るもの怖いところがある。ヘルシンキ港で乗船を待つ人がたくさんいる。幸い天気もいいし、予想以上に気温が上がってくる。
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