ボルチモアの寿司…2007年秋~冬2010/12/28 08:21

ローラ・リップマン著、吉澤康子訳
『スタンド・アローン』
2000年、ハヤカワ・ミステリ文庫

 ルーサー・ビールは、ボルチモアの昔なつかしい定番、大理石の階段を磨いていた。たとえ彼が自宅の玄関に出ていなかったとしても、テスには彼の住んでいるところがたちどどころにわかっただろう。ほかの煉瓦造りの連続住宅がしょぼくれて大事にされてないように見える地区のなかにあって、ビールの家は柔らかな黄色に塗られ、白い縁取りがしてあった。



 ボルチモアは日帰り。2回目の訪問。ちょうど10年ぶりだ。最初に訪問した時も、都市再生に成功した街に着目してのことだったので、インナーハーバーの美しさには変わりがなかった。
 お昼はフードコートでとる。お寿司の弁当をついつい買ってしまう。ボルチモアはチェサピーク湾の奥部にある街だけに、新鮮な海産物も手に入りやすいのだろうか。
 やたらピンク、オレンジの色が目立つ寿司弁当である。味はいまいちかなという感じもしたが、食べてみるとうまい。カリフォルニアロールもなかなかいける。調理していた人は日本人ではなかった。

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