午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その13)2017/05/09 09:04

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

   とうとうマイナス一〇度まで気温が下がった時、興奮のあまり家に国際電話をかけてしまった。


   ちょっと歩くと、すぐ公園にたどり着いた。市民の憩いの場でもあるエスプラナーディ公園。これは作家ザクリス・トペリウスを記念した銅像。彼は、歴史家、ジャーナリストなど幅広い肩書で活躍した人物。児童文学でも名作があり、旺盛な執筆活動をしていた。