午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その6)2017/05/02 08:49

稲垣美晴著
『フィンランド語は猫の言葉』
文化出版局、1981年

都市の離婚率は高いが、その中でもヘルシンキがNo.1だという。


   雨はちらちらと降っているが、傘をさすほどでもない。雨に濡れた石畳、道路に走っているトラムの線路、ショッピングセンターのビル、トラムの架線が目に入る。外国に行った時は歩けるだけ、歩くようにしている。やはり地べたを自分の足で歩くと、街が馴染んでくるから。