午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その12)2022/06/08 14:07

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

その馬は急ぎ進みて、
故郷を遥かうしろに、

 近代的な建物。とてもきれいなつくりだ。ミュージックセンターの建物ではないかと思う。ジョギングをしている人もいた。かなり涼しい格好をしている。真夏ではあるが、朝方は雨が降って肌寒い思いをした。太陽が出ていないので暑さは感じられない。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その13)2022/06/15 11:11

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

足の指より爪は脱け落ち、
手足の関節は離れ去りけり、

 これはキュオスティ・カッリオという人の銅像。立っているのではなく、座っている像である。この人も髭をはやしている。首相や大統領をつとめたこともあるようだ。この人についてもよく知らない。議会の周辺なのだから、政治家の銅像があることは自然である。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その14)2022/06/21 14:45

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

ロウヒ、ポホヨラの老主婦は、
次のようにぞ答えけり、

 ちょっとした公園になっている。ベンチがある。花や樹木などの植物が植えられている。色鮮やかな花に不思議な葉っぱのついた樹木。北国特有の植物なのだろうか。海外旅行者は北方面に行きたがる人と南方面に行きたがる人にわかれるという。自分はロシアが最初に行った国でもあり、前者に属するだろう。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その15)2022/06/29 10:01

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

夫の家にて花嫁は、
つながれし番犬のように暮す。

 ちょっとしたお店の入っているビル。こういう黄色を基調とした建物はロシア、バルト三国でもよく見かける。まだ路面は濡れている。朝に激しく雨が降ったからだ。濡れた傘を持っているので、ちょっとわずらわしい。傘を持たずに来たので、あわてて傘を買った。