ベルリン動物園のパンダ…2001年夏2011/09/28 00:16

遠藤秀紀著
『パンダの死体はよみがえる』
ちくま新書、2005年

  四半世紀を経た1995年、私は思わぬかたちで上野動物園のジャイアントパンダとの再会を果たす。時は移ろい、私は博物館に生きる解剖学者。一方のパンダは、カンカン・ランランを引き継ぐ第二世代の雄、フェイフェイであった。勘のいい読者はすでに思い至っているかもしれないが、解剖学者私の元へフェイフェイがやってくるということは、彼が死を迎えていることを意味する。


 ベルリンを観光する。天気もよく、さわやかな北国の夏を味わうことができた。ベルリンの動物園公園駅はちょっと治安が悪く、麻薬中毒患者なども多いので気をつけるようにとガイドブックに書いてあった。朝と夜はちょっと危ないようだ。昼間の時間帯なので特に問題はないようだ。わざわざベルリンまで来て、動物園に来る必要もなかったが、ふらふらと入ってしまった。この動物園を歩いていると、ロシア語を話す若い観光客がいた。ソ連時代には、西ベルリン地域にロシア人が観光にやってくるなんて考えられなかった。とても豊かそうな感じである。それはさておき、ベルリンの動物園でパンダを見た。どっしりと座って、餌を食べている。貫禄十分だ。


コメント

_ iwamoto ― 2015/05/11 08:32

来月は急きょ名古屋に行きそうです。

_ いわみつ ― 2015/05/11 09:48

名古屋は出張ですか。

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