午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その58)2023/05/09 10:39

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

冬の羊毛よりそれらを造れよ、
春の仔羊の毛より、

 エキナカにはいろんな店がある。ここは飲み物やサンドイッチが売られている。前日にタリン行きのフェリーでサーモンのサンドイッチを買ったが、すごく塩辛い味がした。量もけっこう多かった。北欧はサーモンが有名である。日本の技術を導入して、チリでサーモンの養殖をしていることについて、JICA関係者の話を聞いたこともある。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その7)…2016年夏2018/06/19 09:51

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「死を忘れるな?」


   おいしそうなパンが売られている。この店はもうやっているのかな。だいたいパン屋さんというはどこでも朝が早い。朝食に買い求める人もいるからだろうか。学生時代はじめて下宿をした時は冷蔵庫がなくて、毎朝パンを買いにでかけたが、無理して冷蔵庫を買った。やはり前の日に買っておきたかったから。ウィーン郊外のハイリゲンシュタットに行った時に、シュニッツェルをはさんだパンを食べた。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その6)…2016年夏2018/06/18 08:41

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「----死の匂いだ」


   キャンディー類だろうか。こうしたお菓子類もいろんなものが売られているようである。カラフルなものが多く、目の保養にもなる。ウィーンではカフェに入って、タルトを食べる機会があった。美術館のカフェは世界一美しいといわれるところだった。このナッシュマルクトでもカフェが開いていれば、入りたいところだが、時間が早すぎて店がやっていない。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その5)…2016年夏2018/06/17 06:43

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「催眠術をかけたの?」


   デリカエッセンの文字が見える。このナッシュマルクト市場は買い物だけではなく、グルメを味わうことも楽しめる場所である。いろんな食材を見て楽しみこともできるし、カフェや食堂で食事を楽しめる。空港近くのホテルに泊まっていたので、朝食は空港でとったかと思う。ホテル宿泊料には朝食は入ってなかったから。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その4)…2016年夏2018/06/16 06:10

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「それにはドイツ語をしゃべらなくちゃ」


   ここは布というかそんなものを扱っている店である。正式に店は開いていないようである。当然のことながら、買い物客や観光客の出足もまだまだである。幸い天気には恵まれて、雨は降っていない。ちょっとしたカフェもあるのだが、何しろ店ができていないから、そこで時間を過ごすこともできない。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その3)…2016年夏2018/06/15 09:32

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
「この教会へ来たら、カタコンベを見なくては」


   ここもナッシュマルクト市場の続き。犬を散歩させている人もいる。既に書いたことであるが、地下鉄に犬が乗れることになっている。大きな犬がいて怖いこともあるが、よくしつけられている。まだ開いてない店が多くて、せっかく市場に来たのに、閑散としている。朝型の行動パターンができてしまっているので、仕方がない。


ベルヴェデーレ宮殿見学から帰国まで(その2)…2016年夏2018/06/14 09:22

赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年

<吸血鬼と花嫁の宴>
----クロロックの仕事相手、永井恭子に連れられる格好でウィーンまでやってきたクロロック一家。


   ナッシュマルクトという市場があるので、そのあたりから散策を始める。有名な市場らしい。といっても時間が早過ぎた。まだ開いてないところがほとんだ。準備がぼちぼちできているところもある。西瓜はどこにいってもある。こういう細長いタイプの西瓜は日本では見られない。アフリカなど地域によっては西瓜から水分を補給するところもあると聞く。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その60)2017/06/26 12:45

トーベ・ヤンソン絵、渡辺翠監修 
『ムーミン童話の世界辞典』
講談社、2015年
 
いかりの森は昼でも暗い。

 
   これも駅の中。ここでもイチゴを売っている。赤だけではなく、ブルーのものも含めていろんなものがある。首都の中央駅というと人がごったがえすイメージがあるが、そんなことはなく、のんびりとしている。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その31)2017/05/27 06:50

トーベ・ヤンソン著
 『トーベ・ヤンソン初期短編集 旅のスケッチ』
筑摩書房、2014年

〈街の子〉
 霙のなかで閃光が煌めき、汽車は挑発的に吼える。
 

   ちょっと離れて、市場のテントを見る。赤いテント、白いテントのコントラストがきれいだ。ここは客船が多くて、漁船がほとんどないのか、磯の香りはあまりしなかった。海鳥もそんなにいなかった。


午前のヘルシンキを歩く…2013年夏(その28)2017/05/24 09:04

トーベ・ヤンソン著
『トーベ・ヤンソン初期短編集 旅のスケッチ』
筑摩書房、2014年

〈手紙〉
演奏は隣室から聴こえてくる。
 

   ここは女性もののマフラー、帽子が中心の店である。マネキンの首だけあるので、ちょっと異様な雰囲気だ。寒い国だから、しっかりした生地が使われているのだろうか。いろんな色の品がある。