午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その61)2023/05/30 10:26

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

 さて、だいたいの観光を終えて、空港に戻ろうと思う。飛行機にいきなり乗るのではなく、泊っているヒルトンホテルが空港と隣接した敷地内にあるので、宿に戻るということである。リムジンバスで30分ほどの距離なので、そんなに遠くには感じない。夜遅い到着、朝早い出発だから、こういう空港内ホテルはとても便利である。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その57)2023/04/27 11:10

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

皿に入れて室へ運び、
床が汚くならぬよう、

 少しホームの奥まで行ってみる。なかなか清楚な感じの列車だ。これはどこ行きの列車なのだろうか。パンダグラフがついているから、電気で走る列車である。気動車ではない。シェンゲン協定があるから同じEU内であれば、移動もかなり自由にできるだろう。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その56)2023/04/18 10:50

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

赤ん坊は泣き、
毛布の下にて泣き、

 ヘルシンキと主要都市を結ぶフィンランドの列車がホームに入ってきている。白をベースとしつつも、赤やオレンジや緑色で塗装された列車はこぎれいである。このホームの屋根もなかなかいい。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その54)2023/04/04 10:31

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

この春までに三度、
晨いと早く、

 ここでは列車の切符も売られている。フィンランドは南北に長い国なので、南にあるヘルシンキからかなり北に向かう列車もある。ラップランドやオーロラで有名な地域に行くには相当北上しないといけない。外国の列車というのは切符がわかりにくいが、今や日本でのネット購入も可能となった。年々便利になっていくことを痛感する。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その53)2023/03/28 13:23

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

ロシアにおける囚われ人のごとく、
乙女はその父の家にて暮らす、

 駅の待合室。こちらは地下鉄ではなく、長距離の移動も含めて通常の列車に乗る人が時間をつぶしている。白人だけではなく、いろんな色の肌の人がいる。今やどこの国も含めて、そこで暮らす住民は多様な人種構成が当たり前となっている。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その52)2023/03/22 13:20

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年け

汝の父は汝を月光と呼び、
汝の母は汝を日光と呼び、

 再び中央駅の構内に入る。時計は午後2時ちょっと前をさしている。なかなか幻想的な写真となった。陰影のコントラストがあって、面白い写真になった。これだけ大きな窓があると、太陽の光をめいっぱい受けることになる。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その49)2023/02/28 10:28

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

戸が取り外され、
戸柱が移動され、

 ヘルシンキ観光もだいたい主なところは見終えた。これは中央駅を反対側から見たところだっただろうか。ちょっと人気もなくなって、寂しい雰囲気にはなる。といっても治安が悪くなるような感じではない。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その46)2023/02/08 12:43

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

その床板をよぎりて、
室の中程まで到り、

 ヘルシンキの中央駅を起点として歩いているので、最後はここに戻ってくる。朝が寒かったので、長袖を着ている人がほとんどだ。雲が相変わらず出てきているが、午後はほとんど降らなかった。けっこう頑丈だと思っていたのだが、このヘルシンキで買った傘は4年後くらいに壊れてしまった。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その45)2023/01/31 10:37

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

ロシヤの穏やかなる国よら、
スエーデンの難しき国より、

 マリメッコみたいなデザインのトラムが走る。そんなに派手ではない、カラフルなデザインに好感が持てる。ストックマンの食料品売り場も見たが、かなり物価が高いという印象を受けた。小さなお寿司のパックが1,500円とかろ2,000円もする。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その38)2022/12/13 10:42

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

冬の炉の煙より、
我が頭を洗い清め、

 トラムが路上を走っている。色合いもいいし、車両も新しくて、清潔感がある。前日訪問したエストニアのタリンでもトラムが走っていた。道路を横断するときはトラムに注意をしないといけない。東京でも一部だけ路面電車が走っているが、広い範囲ではない。